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2010年02月22日

春が待ち遠しい!

 今朝は永山駅で街宣を。実は2週間ぶりのことで、声が出ないトラブルなんかもあったので、久しぶりでした。暖かくなってきたなと思います。昨晩は日野市、町田市の選挙結果が出るまで起きていたのですが、私が支援に入っていた候補者は当選。ホッと胸をなでおろしました。町田市は市長選挙もありましたが現職が圧巻で大勝でした。

 今日、多摩市では現職市長が再選を目指さない・・・4月の市長選挙に不出馬を表明しました。後継者いるのかしら?後継なくて、ただ任期全うして次に任せる?ということなのでしょうか?現在、お二方が市長選に名乗りを上げていますが、現職市長の路線を継続するという方針は聞こえていません。後継者なき市長選となるのでしょうか?・・・・選挙が終わらないと市役所全体動きがとれないような気もしています。とりあえず、来年度予算は「骨格予算」ということになっていますが、それにしたって、勝手に「骨格」と定義づけているだけの話で、その内容・・・・急な中止は難しくても、見直しが必要なものも含まれている気がします。

 さて、教育委員会の傍聴に出かけました。「給食の質を低下させないための実効的手段が何ら立案されていない現状で、市財政支出削減効果を明確に示さないままに給食センター調理民間委託を行うことは控えることを求める請願」が提出されていると聞いたからです。
 ところが「請願内容について真偽など事実関係をしっかりと調査する時間が欲しい。」と教育庁が発言し、あっさりと継続されてしまいました。傍聴していると最初からそのつもりだったのかなあと思ったわけですが、この行方を見守るとすれば、子ども教育常任委員会で現在継続している学校給食センター民間委託再考を求めるという趣旨と直営を継続してほしいという趣旨の2つの陳情はまた「継続」となるのが妥当なのでしょうか?
 「教育委員会で結論がでないうちに議会が結論を出すことは控えるべき。」「教育委員会の結論を拘束してしまうような結論を議会が先んじて出すことはできない。」という考えを踏まえて、行動してきたのが従来だからです。

 なので、教育委員会が決定してしまえば、その後に議会がどんな結論を出そうが、どこ吹く風のところがあり、結局のところ政治的中立性(本当にそうなんだろうか?)という建前のもと教育委員会が「聖域」になっていることは言わずもがなです。


 学校給食のあり方についてはその後改めて担当者から説明があり、多摩市学校給食センター運営委員会からの答申(調理業務を民間委託していくことを示唆している)を受けて、
①業務委託の範囲をどうするのかを改めて検討・確認
②委託するにあたって留意すべき内容の検討・確認
③委託するとしたらその時期
④2つある調理所のうちどちらを委託するのか
⑤委託する事業者の選定の手法(プロポーザル方式を検討しているが)の検討・確認
という上記5つの事項を協議し、6月には方針決定をしていきたいとの意向が示されました。


 この問題ひとつとっても、現市長のもとで進められてきた行財政再構築方針に基づいているもの・・・ってことは・・・・・?・・・・・・と市長が交替することだけは明らかになった今、方針そのものがそのまま踏襲されるのかどうかだってわからないまま・・・・・どうなるのでしょう?粛々と手続きが進んでいくのかどうかすら不安がたちこめてきたかも。


 私としてはそもそも教育委員会は学校給食にどんなビジョンを描いているのかがわからない、それがほとんど給食調理員、給食センターで仕事をしている職員に伝わっていないことが大問題だと考えていて、今回の質問は学校給食センターの在り方ではなく、学校給食の在り方に対する教育委員会の見解を質す予定です。

投稿者 hisaka : 2010年02月22日

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