« 3月定例会 ストックマネジメント(資産管理)計画と公共施設の配置のあり方特別委員会 | メイン | 3月定例会 代表者会議 »

2009年03月24日

3月定例会 議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会

 昨日に引き続き特別委員会です。議会基本条例の制定に向けて、内容の確認と文言の整理などをしています。この作業を経て素案を完成させ、全議員説明会(意見交換会)、駅前施設ではなく地域コミニュティセンタなどでの出前説明会、パブリックコメント、専門家からのヒアリングなどを行い、8月ごろに条例案として確定させ、9月議会で制定していこうというのが今後の段取りです。私たち特別委員会の委員の任期は9月末までですが、場合によっては任期を延長することも考えながら今後の取り組みを進める予定です。

 今日は市役所内は人事異動の発表でした。議会事務局は局長が定年を迎えるので誰がポストにつくのかが注目されていましたが、何と現くらしと文化部長があらたに就任することに。そして局長補佐とも言える課長ポストまで交代。いわゆる事務局における管理職2名がそっくり変更されてしまって大丈夫?って思いますが、一応・・・・人事については議長判断もあると聞いているので議長が「了解」したのでしょうね。
 議会の活性化などを考えるときに議会事務局の存在の大きさは議員誰しもが痛感するところ。その専門性、調査能力その他求められるスキルの水準は高いです。議事運営など一つとっても経験に基づいて臨機応変、的確な対応ができなければいけません。議会運営を支える「要」です。なので、欲を言うと議会事務局の管理職というのは若かりし日々に事務局職員を経験している人の中から選べるのがベスト。でも、そんな簡単にはいかないのが現実。
 異動してくるお二方も議会運営などについては「ゼロ」からの出発なので大変なんだろうなあ。・・・・でも、支える部下(職員)がいるから大丈夫。議会事務局でキャリアを蓄積している職員もいるので(まさに議会運営の「生き字引」のような存在)。


 ところで、今日は昼休みを挟んで、議会運営委員会が開催されました。27日に予算が再提案される予定だからです。議会としては当日にまず本会議を開催し、「予算の撤回」を正式に認めた上で再度市長からの提案を受け、即予算特別委員会を開催し審査する予定になっています。できればこの日で結論を出そうという段取り。実は当日は結構ハードスケジュールで午前中は総務常任委員会(継続審査になっていた寄附条例といきいきTAMA基金の審査)、その結果を受けて文教常任委員会(国際交流基金廃止の件を審査他)、それから厚生産業常任委員会も開催される予定です。なので、本会議も予算特別委員会も午後からスタートすることとなります。なので、問題は議事運営の進め方。鼻から職員の残業を見込むことはできないという判断から「17時まで」に終わるような段取りで予定を組む必要があるということに・・・・・なので、発言時間は議員一人当たり5分ということになりました。


 でも、一人5分なんて短すぎますよね。なぜなら「再提案」ということなので、改めてもう一度予算編成の考え方から市長の方針を聞く必要があるわけで・・・・。5分というのは時間が足りないのではないかと感じます。特に一人会派の方にとってはあまりにも短すぎます(こういう時には会派の人数が多い方がいいなあと思います。)。ということで、一人会派には少し下駄を履かせたらどうか・・・なんて意見も出て、その結果「一人会派は6分」ということに。あとは議員一人5分の発言時間で会派プール制となりました。
 今、市長再提案の内容について動議を提出した側と市長側とで調整をしていますが、昨日も書いたように歩み寄りができそうでできない・・・・?動議提出した側では「修正案」という意見も。どうなるのかはまだまだあと2日間の攻防戦かもしれません。
 とはいえ、行政側からは明日の夕刻までには(もしかしたら遅れる可能性もあるが)、再提案する予算案資料を配布したいという申し出もあり、私たちも?私は少々緊張しながら、再提案の内容を待っている感じです。


 議会の中には動議が成立して予算案が撤回されるなんて「異常事態」と鼻息荒く憤っていらっしゃる方もおられますが、波風立たず予定調和で終わるよりはよっぽどいいなと思います。議会改革で目指している議会の活性化にも近いかなと思いますが、「ただの議会の混乱だ!」と言う人もいるにはいます・・・・・・。

 

投稿者 hisaka : 2009年03月24日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1957