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2009年02月17日

一般質問だけれど「代表質問」。

 通告書を提出。11番目に発言順・・・・・ということは、普段の多摩市議会の場合は一般質問は議長を除く25人の議員全員が行うので、5日間ある質問日、1日に5人ずつ・・・・・だから2日目、もしくは3日目に順番がまわってきそうだなあと思っていました。(発言順を決める抽選籤は全部で26札あるので、1札は必ず残ります。ですので、「番号11」よりも前の番号籤が残った場合には私は2日目の一番最後。「番号11」よりも後の番号籤が残っていたとしたら、私は3日目の1番目が発言順という風になります。)

 ところが、今回は・・・・12月にすでに宣戦布告?されていたとおり、公明党会派および自民党会派は一般質問ではなく「代表質問」として一般質問を行うので、発言する人は1名のみ。なので、公明党会派は4名と自民党会派は2名が一般質問はしないのだそうです。
 

 というわけで、今回は11番とはいえ、発言の順番が読めないなあ・・・・・と思っていた昼下がりでしたが、夕刻頃に連絡があり、「代表質問」的一般質問の提出を考慮して、一般質問の発言順に一工夫を加えたいとの話でした。この発言順が正式に決定するのは来週の議会運営委員会になりますが、要するに「代表質問」的一般質問を集中させて、初日にしようというのです。

 要は、定例会初日には市長の施政方針演説が行われるので、その演説を受けた形で「市長の施政方針について」という質問を行うというわけですね。


 今回の場合は、公明党会派と自民党会派の他にも、共産党、民主党、あおぞらの会派から「市長の施政方針について」というタイトルの一般質問が提出されているのだそうです。・・・・と言っても、民主党TAMAの議員から提出されている上記の一般質問は会派としての協議調整の上で作成されたものではなくて、あくまでも個人作成の質問なんですが・・・・。


 いずれにせよ、「市長の施政方針について」と冠を施した質問を前段に位置づけるというのは面白いと思っています。各会派の市長に対する姿勢と立場の違いが明確になりそうですし、市長の答弁態度の違いが浮き彫りになるやもしれませんし。


 
 というわけで、一般質問だけれど「代表質問」が楽しみなのです。


 ちなみに、公明党会派および自民党会派の今回の行動は、「代表質問」という形式を復活させてはどうかという間接的な提案だと受け止めているのですが、その昔は公明党会派の方々が率先して「代表質問を取りやめてきた」という経緯もあるらしく、多摩市議会に長く在籍している方にとっては「なぜ、公明党会派が態度を変えているのかがわけがわからない」と困惑されている状況も。


 そういう経緯があるのか・・・とは思ったものの、その一方で私としては「時代も変わっているし」とも感じていて、「昔はこうだった」はきっと通用しないはず・・・・と思います。ただ、どうせなら、「代表質問」というものをきちんと復活させた上で位置づけることが必要で今回のような間接的な提案手法に批判非難が燻ってしまうのはどうかと。


 私たち民主党TAMAでも議会運営を大胆に見直して、3月議会は「予算審議」、9月議会は「決算審査」にもっと集中できる日程確保をするために一般質問の在り方を改善したらどうかと思っています。なので、3月議会の一般質問ではなく各会派代表による「代表質問」を取り入れることには前向きです。「ちょろちょろ」っとだけ質疑して終わってしまう予算特別委員会の在り方を変えていくことの必要性を感じているので。
 でも・・・・代表質問制の導入についてはまだまだ議会内賛否両論ありそう。そんなに簡単には合意できなさそうな取組みのひとつ。

投稿者 hisaka : 2009年02月17日

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