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2003年02月04日

情報発信をしていこう

 先日の多摩南の生活クラブ生協との政策協定の集いに続いて、今日は多摩市の生活クラブの支部とも協定をかわしました。やはり自治体ごとに少しずつ地域事情が異なるからです。多摩市では食の安全、子育て環境、環境の3つについて連携をしながら進めていくことになりました。
 私は1年ほど議員活動をしているわけですが、政策協定を結んでいる生活クラブ生協との連携がいまいち見出せずにいることが自分の反省点であることを伝えました。支部の側でも同様で、もっとタイムリーに情報が欲しいと思っていたと言われました。選挙の時だけ声がかかって手伝いをするのではなく、日ごろから情報交換をしていきたいとの思いは一致です。
 これまでは「代理人報告」という形で組合員向けにおたよりを配布していたそうですが、今はいろんな批判を受け中止しているそうです。私自身はせっかくなので本当は少しでも情報提供をして行きたいと思い、この経緯をはじめて知り残念に思いました。けれども少なくとも支部のほうには代理人の活動が見えるようにしてもらいたいという要望には同感です。組合員にも政治信条も含め、さまざまな考え方の人がいると思います。それを考えれば「代理人報告」が中止になることも少しは理解できます。でも私は「組合員だから代理人を応援しなくてはならない」わけではないと思うので、もう少し気持ちをゆったり持ってみてもいいように思います。
 私は今、自分自身の「ほうれんそう」を持ちながら、まちを歩いていますが、必ず言うのは、「いろんな情報をまずは知ってもらいたいのです。」ということです。なぜならば情報は1つではなく、例えば議員27名が同じ物事を捉えても、意見はバラバラで立場によって見かたが異なるからです。つまり、さまざまな情報を仕入れながら、自分自身で選んでいく・・・自分はどう考えるかを見つめていくことがとても大切だと思っているからです。だから私は「私の『ほうれんそう』も何かの情報のタシになればいいなって思います。」と言うことにしています。生活クラブへの情報発信のスタンスもこのようにあればいいのではないかと考えています。「オシツケ」だけはしたくありません。
 実は、昨日ポストに『ほうれんそう』をいれてきたお宅から「ゴミになるからやめてもらいたい。市民の立場にたってみて、ゴミをどうすればいいのか。」という電話をいただいてしまいました。不要な人にとっては確かに『ゴミ』だなと思いましたが、謝ろうと思ったら電話を切られてしまいました。‘まち’には、いろんな考え方の人が住んでいるなと改めて思いました。
 私はとにかく「情報発信は欠かさない」をポリシーにやっていこうと思います。私の情報を受信する人たちの顔ははっきりわからないかもしれないけれども、誰かのアンテナにひっかかればいいなあと思います。そして、アンテナで受信してもらえるような発信の方法にも工夫がいりそうです。
 『ほうれんそう』とホームページというツールが私の発信の場所としてあるわけですが、もう少し顔の見える関係での発信の場を作っていくことがこれからの課題かなあと考えています。

投稿者 hisaka : 2003年02月04日

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