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2002年12月30日

今年も終わり

 朝は予定通り朝遊説で、予想通りの人の少なさ、そして駅の静けさ。しーんとひっそりとしている駅前は、いつもと違う趣きで、そして歩く人々も何だかゆったりと落ちついている気がしました。そのためか、チラシを取ってくれる人や振り向いて見てくれる人も心持ちいつもよりもソフトな感じがしました。
 遊説後、ステイツマンのメンバーとチラシのポスティング。その後、家でまったりとミニ忘年会を開催。そしてNHKをつけ、アンコールの人間ドキュメント小沢征爾とジョン・レノンのイマジンを見て過ごしました。そしてほんわか感動をして忘年会も幕締め。
 その後は大学時代のゼミの先輩に出会いました。何とびっくりなのは同じ小学校出身だということです。おもしろおかしなつながりです。不思議な共通点で妙に盛りあがりました。
 それにしてもジョン・レノンの「イマジン」は本当に大きな遺産です。想像は現実を超えます。想像をするのが人間です。想像力の豊かさが人と人との関係を創っていくのだとつくづく思いました。それは「平和」のつながりです。想像をやめてしまったら、相手を必要以上に傷つけたり、痛みつけてしまったりするのだと思います。
 『想像してごらん。』と呼びかけるこの歌のメッセージに私たちが今、どう応えていくべきなのか、改めて考えさせられました。
 「Think globally Act locally」で行動をする時代です。「グローバル+ローカル」で『グローカル』がこれからの社会のキーワードになりそうです。これはまさに議員としても問われている姿勢です。自分自身の利益のためだけに行動するのではなく、自分自身の利益がどれほど社会的に価値があり、普遍化することができるのかについて、誠意を持って市民に説明責任を果たせなければ議員としては落第点です。そして市民自身も同様です。自らが求めている価値を追求するだけではなく、そのことがどれだけ社会にとって必要なことかを考えて行動をするのが好ましいと思っています。すべて『想像してごらんなさい』からスタートします。何かを動かそうとする時、一瞬立ち止まり、深呼吸することがどうやら大切なようです。
 今年の活動は今日で終了です。年末の今日まで支えてくれたステイツマンのメンバーには本当に感謝です。多くの人からの学び多き一年だったとつくづく思います。そしてたった一人では何も無し得なかったことも…。「ありがとう」がいくつあっても足りない一年でした。

投稿者 hisaka : 2002年12月30日

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