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2005年04月29日

アトピーと喘息

 2週間前に子どものアトピーが発覚しましたが、その後経過を見せに再び新横浜の診療所に足を運びました。数日前から保育所を欠席していたのですが、今日は何とか体調が少しは回復したので予定どおり診察を受けましたが、「アトピーの方は気管支が弱いですからね。喘息持ちのことが多いですよ。こちらとも上手につきあって下さいね。」と言われたのでした。
 アトピーと喘息ともに「上手におつきあいしていく。」方法ということですが、やはり1番目は食生活が大事なようです。特にアトピーのことでは、2週間前から授乳している私にも食事制限があります。すっかりと健康的な食事ですが、要は昔の日本人の食事をしてくださいと指導を受けています。

 というわけで、ますますコンビニとは無縁の生活になりそうです。コンビニといえば、私のお気に入りは「フレッシュベーカリー」というようなかたちで各コンビニオリジナルでのパンの販売でしたが、これも自粛。季節ごとに販売される種類がさまざまで陳列棚を見るのも楽しみだったのですが・…。ちなみに私は懐かしさのあるピーナツクリームが挟んであるコッペパン好きなんですが、アトピーに最もよろしくないのは「コーヒー、チョコレート、ナッツ類」なんだそうで、もちろん、こちらも当分の間お預けです。

 最近「食育」が大事だといわれています。「食」は生きるための基本なので、「食育」が大切だと言うのは当たり前のことです。むしろこれまであまり強調されてこなかったとすれば、そちらのほうが問題だと思っていますが…。
 それはさておき「食育」と言っても、その内容はものすごく範囲も広いですし、どんな内容の「食育」を学校教育の中で取り入れていくのか注目したいなと思っているのですが、そもそも現代の日本の「食文化」を考えて見たとき、大人たちがよほどの理解と協力をして、社会全体のライフスタイル的なものまで見直す勢いがなければ、きっと子どもたちへの「食育」の効果が表われないように感じます。学校教育だけで何とかなる問題ではないからです。
 「食べる」をどう大事にするのかが実は大人たちに問われていて、そこの議論抜きで「食育」だけを進めても思うようにいくはずがないと考えています。子どもたちの学校給食、このあり方も大人たちの考え方が反映されるのだろうなと思います。

投稿者 hisaka : 2005年04月29日

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