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2005年03月20日

予算の否決は・・・・

 今回、予算特別委員会での「否」という態度について。ある人と話していたら「職員を敵にまわしたね。」と言われました。
 
 確かに予算書の分厚さ、議員が予算審議に必要だと要求した資料や行政評価の仕組みを本格導入に向けて作成した資料など膨大な資料は職員一人ひとりの力の結集とも言えます。その点からすれば、予算の否決はすべてのものを市長につき返すわけで、職員の苦労をくじく結果と受け止められるのかもしれません。しかし、予算案を否決することは職員を否定することではなく市長の進め方に賛成しないだけの話です。それをもって「職員を敵にまわす」という言われ方には不本意だなと思います。
 とは言っても、実質的に「否決」のしわ寄せが市長のスタッフである職員にいくのは当然のこと。そのことを考えると少々辛いものがあります。それにしても総論でしか賛否を決めることできない採決の手法は何とかならないものかと思います。
 全部が賛成、全部が反対ということはありません。賛成か反対かは、ある意味で気持ち的な要素が強いです。どちらにしても「ぐっと我慢」の気持ちがあることは確かです。

投稿者 hisaka : 2005年03月20日

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