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2003年05月08日

新しい気持ちで。

 今日は午前中に手をつなぐ親の会の35回目の総会に、午後からは消費者団体連絡会の総会に出席しました。
 手をつなぐ親の会は多摩町時代に11人で発足して、現在は会員数が168人です。蓄積ってすごいなあと改めて思いました。福祉部の部長さんが「ちょうど会が発足した頃に、私も福祉担当でしたが、当時から比べると格段の差です。」と感慨深げに述べていましたが、考えてみれば私の生まれる前に活動をスタートしています。私は高度成長時代に描いた急成長の右あがり線に平行線で福祉が豊かになってきたのだろうか?と問い直し、福祉政策を点検してみる必要性を感じています。
 そして私はいくら「共に生きる社会を目指していきます!」と言葉では言えても、やっぱり自分自身が本当に共に生きることを実践出来る人にならなくては説得力がないと考えてきました。去年、とても運のいいことに、会員である同級生のつながりもあり、一緒に研修旅行に参加をしながら、ハンディのある方々と交流をするという貴重な経験ををさせてもらいました。今年もできれば旅行などに参加をして、「共生のまち」をつくりたい!と謳う自分が現場を知り、本当にみんなにとって役立つ政策を編み出す努力をしたいと思っています。
 午後からの消費者団体連絡会ですが、現在は5団体が参加しています。新日本婦人の会、多摩南生活クラブ生協、生活者の会、しあわせ生活学校、多摩生活学校です。ベルブ永山や永山商店街のリサイクルショップを運営したりしていますが、あまり知られた存在ではありません。私はそもそも「消費者」と「市民」ってどう違うんだろう?と思い、慌てて辞書をひいてみたわけですが、生産者の反対語として捉えたら、一番しっくりきました。
 この連絡会の悩みはなかなか関わってくれる人が増えていかない・・・ということのようですが、それは今、いわゆる市民活動などが抱えているのと共通していると思います。現代は、女性も男性も忙しい時代です。ひと昔前は、家にいる女性が多かったわけで、消費者運動みたいな活動に関わる時間を持てたのですが、今では女性も日中はアルバイトも含めてですが‘働く’という選択をする人(せざる得ない)が多いのです。その点では、これまでいわゆる専業主婦と呼ばれる人たちが中心となって支えてきた市民活動や市民運動の受難時代に入っています。
 そして今日の総会の顔ぶれを見て、最近はリタイアされた男性も少しずつ地域デビューをしているわけですが‘消費者運動’に関わっている男性を見かけないのも不思議なとまじまじ考えてしまいました。男性が‘消費者’という意識をどれだけ持っているかについて調査をすると面白そうです。
 『総会』というものは活動の総括でもあり、今後につなげるための節目です。その意味では過去を踏まえつつも、気持ち新たに進む第一歩の日なんだろうなと思いました。


 さらに、今日は代表者会議が開催され、議会の新体制づくりがスタートしました。私たちネットは民主党と会派を組むことにしました。去年は補欠選挙だったこともあり、市長の付属機関などへの参加を要求されませんでしたが、議員が選任されている委員会や審議会等があります。代表者会議では、会派ごとにどの常任委員会、審議会を取るかなどの抽選をしました。会派でどこを取るかが決定をしたので、後はこれから最終的に会派の3人でどれを担当するのか調整をします。いよいよ本格的に始まるのかな?と思うと気持ちも新しくなり、わくわくしています。

投稿者 hisaka : 2003年05月08日

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