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2002年09月05日

いよいよ明日が…

 明日が一般質問です。私は本当に直前にならないと緊張感がわかないのですが、今日は少しだけ戦略を考えました。というのも行政側の答弁には‘丸めこまれる’というか、よくわからないまどろっこしい言葉が多いので、なんとなく「わかった気にさせられる」ことが多いからです。でも本番にならないとわかりません。議員には勝負師という要素も必要です。
 今日は桜ヶ丘のとあるお店で多摩の昔話を聞きました。1931年(昭和6年)生まれの多摩のシーラカンス(って呼ばれているらしい?)という現役の魚屋さんに彼が子ども自分に見た空襲の話しを聞いたり、多摩に初めて消防車が来た時の感動の思い出話などを伝えてもらいました。お金では買えない貴重な時間です。多摩の歴史を綴った本にものっていない話しだからです。昔の多摩市にはたくさんの小動物や今はあまり見ない植物がたくさん生きていたこと、永山のところに大きな沼があったこと、篭を背負って栗を盗みに行ったことなどなど。話はつきませんでした。
 私が議員をしているということもあり、そして議員の中には超高齢の方もいて…「どう?(議会)感想は?」私は答えました。「もちろん若い人の力も必要だけど、多摩の昔を語れる人も議会では貴重な存在だし、大事だと思う。」というのも多摩のみどりの保全について、昔っからの多摩市民が語る時、その情景は本当に鮮やかです。今の多摩市からはとうてい想像できない『みどり』が目に浮かぶのです。そういう歴史を見ている超高齢の方がいることは、昔から今に至るまでの多摩のこと、今に至っても不変の価値=自然の『みどり』を始めとして、本当に知恵のほうこだと感じることもあるからです。その思いを私は、ちょっぴり熱くなって語ってしまいました。議会には若い力だけではなく、もっと幅広い年齢で様々な属性を持つ人が参加してもらいたいと思います。

投稿者 hisaka : 2002年09月05日

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