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2002年07月31日

選挙の時だけ来られても…

 午前中はこの間に引き続き、支援者に6月の議会報告回りをしました。前回の反省を生かして長袖襟付きシャツを着用したおかげで日焼け対策は万全。けれども照り返しがものすごくて、汗が止まらないのです。マスカラが汗でとれてしまって帰宅して鏡を見た時、自分自身で「ぎゃー」と思いました。もしかして私はこの顔で歩いてたのかしら?
 今日、訪問したお宅の中でこんなことを言われました。「やっぱりね、選挙の時だけ来られる方もいるのよね。それは困るわよ。だって判断のしようがないじゃない。」私はうなずいていいました。「私もそう思っています。議員の仕事で一番大きいのはどうやったら政治の舞台と市民とのあいだをつないでいけるかってことですよね。議員になって私も初めて、なんてたくさんの問題が多摩市中にあるんだろう!ってびっくりしました。今までの暮らしの中からは見えてこないことがたくさんあるんですよ。まだまだ勉強不足なんですけど。」「そうよねえ・・・。」「私は少しでも自分が考えている多摩市のこととかも含めて、今こんなことが起っているんだ!っていう情報をみなさんに届けたいなって考えているんです。」「大事よ!そのこと。老塊にならないでね。ぜひ今のお気持ちをずーっと大切になさって。」「はい。」…こんな出会いがうれしい。初心を思い起させてくれるような人々が周りにいてくれることが本当に貴重だなあと。
 「わざわざ来てくださってどうもありがとう。」と最後に声をかけてくれたけれど、これは「わざわざ」ではないんだよね…。暑いけれど元気倍増で次のお宅へ足を運んだというわけです。
 議員のお仕事は選挙をすることではないし、議員の目的も当選することではありません…。

投稿者 hisaka : 2002年07月31日

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