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2002年06月20日

補正予算審議最終日・・・

 今日は消防費、教育費、公債費、予備費についての審議でした。そして最終討論を行なって、挙手します。今回の補正予算では骨格予算で先送りになっていた市民自治基本条例、こども議会、男女平等推進条例というネットの政策の重要事項が復活しなかったので、賛成するか反対するか非常に頭を悩ませました。市長からの議案説明が行なわれた5月30日には市民自治基本条例が予算から落ちている!・・・「反対したい!」という勢いが私の中にありました。けれどもこの11日から始まった一般質問でのやりとりや補正予算審議での意見交換を通じて、最終的には「賛成」という結論を出しました。私たちネットの賛成討論は議会報告の中に載せようと思いますのでご覧下さい。総論、各論とも整理をしてありますので、私たちが予算審議の中で質疑したことについてもわかると思います。

 今日は私自身はよくわからない新事業「市民大学」について質問をしました。行政側は結局のところ「市民主体」というものをどう捉えているのか?思わず、「市民主体とは言いますが、どういったものをイメージしていますか?」と尋ねてしまいました。市民が主体的に市民大学を運営して欲しいとは言うものの、行政側がどういうものを描いているのかが伝わらず、相変わらずのモタモタして歯切れの悪い答弁しか返ってこないのは本当に残念です。やはりどういう協力体制をしていこうとするのか、そして今までの生涯学習事業(たとえば寿大学、公民館の市民企画講座など)が明確に整理されていないようです。行政側のスタンスがあいまいであれば失敗すると思います。「市民主体」は簡単なことではないのです。だからやらない・・・という消極的態度は論外ですが、はっきりした在り方を示さなければ市民自身も困ってしまうことを認識してもらいたいと強く思いました。
 私は「反対することは簡単」だと思います。けれども反対するばかりではなく、今回のように賛成する勇気を持つことも必要だと考えています。市長が新しく変わったこと、2002年度は波乱万丈な幕開けです。けれどもこれを乗り越えていかなくてはならない!それを市民から期待された女性市長!ここで反対をせず、自分たちの取組み方針を理解してもらいながら、いい方向に多摩市が進んでいくためにも大きな期待を込めて「賛成」をしました。これがいいスタートになることを願うばかりです。

投稿者 hisaka : 2002年06月20日

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