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2002年06月21日

見放される危機なの?!多摩市・・・建設・環境常任委員会

 だいぶ疲れてきています。初めから急いでもしょうがないな・・・と思ってはいるけれど、私は意識的に自分自身に暗示をかけないと、ちょっと神経質で考えすぎてしまうのでストレスたまってしまうのです。今はちょっとだけ、ストレスがありそうです。
 今日は建設・環境常任委員会に所属して初めての会議です。委員会では議会から付託された条例案や陳情・請願についての審議などなどを行ないます。あとは協議会・・といって都市づくり部や環境部からの重要事案説明や意見交換をします。これが私にとってはかなりの難題。環境部の話題は少々専門的なことはあってもなんとなくイメージがつくのですが、都市づくり部のほうは基礎知識が皆無なので専門用語に苦労しそうな予感です。「新住法」・・・正式名称わからず、地区計画に建築協定に・・・いろんな言葉がとびかって、知らない言葉をメモするだけでも大変でした。

 多摩市で今、一番の問題は未利用地をどうするか?多摩センター駅前の活性化も含めた今後の多摩市像を描いていくことです。私はいまいちよくわかっていませんが部長さん曰く「公団に意見をするためには行政だけではなく議会のお力もぜひお借りしたい!」とのこと。やはりこれは‘まち’の重要課題なんだわ!と思いながら説明を受けていました。東京都も公団もニュータウン事業から撤退・・・多摩市に残ったのは<負>の遺産なのでしょうか?昭和50年前後に建築が始まったニュータウン。エレベーターがついていないため高齢者にとっては階段の昇り降りが辛い5階建て。一体どうやって団地のリニューアルを図っていくのでしょうか?とても大きな課題です。「それ!建設だ!住宅供給、住宅確保!」と目先の目標達成がいかに安直なものであるか、このこと一つ取り上げてみてもわかります。でも私は<負>だと思いたくはないのです。もちろん完璧ではなく欠陥だらけかもしれないけれど、そんな風に思うのはあまりにも寂しいのです。やっぱり多摩市のこのまちが好きだから何とかしたいなと思います。
 でも、国も都も財政難に陥り、地方分権を片手にかざして、ずいぶんとひどい対応だと思います。特に公団などは「民への払い下げをして欲しくないなら、市が購入すればいい!」と無責任な無茶苦茶なことを要求してくるのです。あんまりじゃない!と私は思います。そして行政だけではなく議会も、そして多摩の市民自らたちあがり、しっかりとした私たち自身のビジョンを示すことが最大の武器であるなあとつくづく感じたのです。
 そしてため息。・・・こんな時にあればいいのが「市民自治基本条例」だし、「まちづくり条例」だわ・・・・。

投稿者 hisaka : 2002年06月21日

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