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2007年05月30日

「団塊の世代」

 今日は朝からたて続けに人に出会い、多くのことを学ばせてもらいました。その中で話題になっていたのが「団塊の世代」ということ。いろいろな意味で「団塊の世代」が注目されていることを改めて感じたのでした。

 ところで、最近読んだ共感できるコラムを思い出していたのですが、団塊の世代はこれから本当に地域貢献する人材になり‘地域デビュー’を果たしてくれるのでしょうか?

 多摩市でも市民活動情報センター事業を新たにスタートしたり、定年準備講座なるものを公民館で実施するなどしています。こちら報告書を見たいと思っていますが、ここでのちょっとした指摘のように

「国および一部の自治体には、まちづくりや地域振興のために「団塊世代を活用する」という発想がないとはいいきれないように思われる。これは、いわば「団塊世代=道具」論である。しかし、このような議論は、行政側の都合を優先した議論であり、団塊世代の立場や意見に配慮したものとはいえず、団塊世代の理解を得られない可能性がある。いうまでもなく、行政がいかに手を尽くしても、コミュニティ活動に参加したい人は参加するし、参加したくない人は参加しないのである。 」
全くのその通りだと私は思うのです。ですので・・・・
「もし自治体が、「団塊世代がいま流行だから」または「2007年問題に対処するため」という問題意識だけで団塊世代の地域参画を促す場合、特徴のない「横並び施策」となってしまい、期待されたほどの成果をあげない可能性がある。」
についてもその通りだと思っていて、「流行だから」ということとは違うのかもしれませんが、何だか「2007年問題」という言葉に煽られすぎている気がしてしまい、明確な方向性なきままに事業展開だけ進んでいるように思えてならないのです。

 今日は、ニュータウン在住の団塊世代人との会話がとても弾んだわけですが、「ニュータウンの人がわざわざ桜ヶ丘にまで行かないよ!」との一言に・・・・「じゃあ市民活動情報センターには行かないよな・・・・。」とついつい結びつけて考えてしまった一日でした。(考えすぎ?!)でも、大量退職の団塊の世代はニュータウン地域に大量に住んでいるのでは?

投稿者 hisaka : 2007年05月30日

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