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2006年05月17日

議案説明

 6月の定例会に向けて提出予定の議案説明がありました。家庭系ごみの有料化について、時間をかけて取り組むことが表明済みであり、一体どんな案件があるのかと思っていました。
 人事案件2件、条例案件4件、その他2件そして補正予算1件(先日、事前説明済み)というのが内容です。私にとっては「財産の取得について」で、永山駅前緑地の買取り2億1千万円に一安心はしてますが、それでも都市再生機構からはあくまでも‘無償’で譲受すべきものだと今でも思っています。
 人事については「収入役」についての提案があるようですが、これについては現在の収入役は任期満了で退任なさるらしいと聞いています。後任人事になるわけですが、市長の鳴り物入りで民間感覚を市役所に持ちこむ(市長の前回の選挙における公約からすれば『鋭い経営感覚』に該当するのだろう)ために招かれたのが今の収入役。民間銀行出身ということでしたが、その手腕がどのように発揮されてきたのかについて、評価することはなかなか難しい・・・。
 実は、地方自治法の改正が予定され、収入役を配置しなくてもいいことになるので、それも視野に入れた中で考えていると市長が述べていましたが・・・・今日の段階では後任がまだ決定していないようでした。「副市長制とか、二人助役制とかも考えています。」と付け加えたように市長は発言していましたが、結局、後任を速やかに確定できていないだけの話みたいです。
 ・・・・・・私としては4年間、民間企業感覚を市役所内に持ちこんだ収入役には、それならではのどのような仕事の成果があるのだろうか?と思います。4年でその力を本当に発揮し、多摩市のために仕事をし尽くしてくれたのだろうか・・・・だから退任なさるのだろうか。せっかくの民間人登用だと考えると、惜しまれての退任になるのだろうか・・・・等など個人的には考えてしまいます。
 

 それから、多摩センターに今度、レジャー施設で「温泉」ができるようですが、1400㍍掘ったら43℃のお湯が出てきたらしいです。多摩市内では温泉施設は初めてなので「入湯税」が創設される予定です。でも、料金が1200円以上の場合にだけ徴収されるらしく、今度完成する施設は入湯料金が900円以下を予定しているらしいので税目を創設はしても、実際には入湯税収入は得られない模様です。
 多摩センター周辺の話題といえば、CSKが研究所をつくるようですが、永山にあるCSKの研修施設は「3年間は機能はそのまま残す」という条件付で売却されるようです。この条件の「3年間」というのがどうしても気になるのですけれど・・・・。あとは、多摩センターと言えば、業績が悪化しているペイントハウスの行方も気になるところです。

 全体的に、表面的には、大きな波風立たないような中味の議案だなあ・・・というのが印象でした。次の市議選が終わるまでは無難な市政運営を心がけていくということなのでしょう。

投稿者 hisaka : 2006年05月17日

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