« 永山駅前雑木林・続報 | メイン | 6-1=0 »

2006年03月24日

小学校の卒業式

 北諏訪小学校の卒業式に出席しました。卒業生は84名ですが、地域内にある中学校に進学するのは47名です。学校選択制によって市内他地域の中学校に進学、そしてまた私立などへ進学する卒業生が約半数近くいることになります。
 特に、ここの地域は中学校が「諏訪中学校」なのですが、「学校の一定規模・適正配置」の議論においても小規模校とされており、平成21年度以降に見直しの議論が行われる対象地域になっています。話合いに十分時間をかけるらしく、最終的には平成25年度以降に学校の統合や学区の変更が行なわれる予定です。(もちろん、あくまでも予定。この地域に先だって見直しが行なわれる地域の話合いの行方によって時期は左右されそうですね。)
 学校の規模をどうするのかも大事な見直しの視点かもしれませんが、学校選択制の導入についてはどう評価しているのか、本当に導入したことの効果があったのかなかったのかも含めて、検証することが必要だと感じています。そういう意見は保護者の間にもあるようですが、例えば、北諏訪小学校の場合でも学校選択制を活用して諏訪中学校に進学しない生徒が18人います。基本的に選択肢が多様にあることはいいことだと感じていますが、学校選択制という制度にはそれほどの意義が見出せないというのは私の意見です。

 ところで、小学校の卒業式と中学校の入学式・・・議員になってから式に出席するようになり実感できることは、小学校6年生から中学校1年生へ・・・その間で子どもたちの表情が様変わりします。2週間ほどの時間ですが、その間の心境の変化について、私自身はどうだったのか全く思い出せない自分・・・節目節目を迎えた時の自分の気持ちが今の自分にどう活かされているのかな・・・・と考えた次第です。
 卒業式のお祝の言葉には「今の気持ちを大切にして・・・。」ということが言われますよね。

投稿者 hisaka : 2006年03月24日