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2005年06月21日

雑感

 蒸し暑い日が続きます。都議会議員選挙の告示まであと3日に迫りました。そして明日は6月定例会の最終日です。
 今日は午前中に1時間弱でしたが、土地開発公社の評議員で集合し、公社が所有している土地を見学しました。3ヵ所ありますが、すべて聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩ですぐの立地条件の良い場所にありました。それぞれ保育所用地、駐輪場、家庭菜園用地として使用されていました。3ヵ所あわせて用地代(取得価額)は約19億で、現在価額は約4億8千万円です。ため息を出すことすらためらってしまうような減価です。バブル時代のツケ・・・。悔やんでも悔やみきれませんが、これも結局は税金で何とかするしかないのです。

 ところで都議会議員選挙が近いにも関わらず、いまいち盛り上がりに欠けるというか、争点なき都議選と言われるように有権者の関心をぐっと引くような課題がないからなのか・・・お寒い選挙戦になりそうです。午後からは杉並区から立候補を予定している女性の応援に行って来ました。
 多摩市の駅の雰囲気とは全く異なる荻窪駅前での街頭演説。人々の通行量はとても多いのですが、政策ビラの配布に関しては悲しくなるくらいに目を背けられ、ビラを渡そうとする瞬間にそっぽを向く人がほとんどです。杉並区では立候補予定として名乗りをあげている人が12名もいて選ばれるのは6名という候補者乱立に近い状況です。その点から考えて、有権者の関心は高いかと思っていたのですが、‘無風’と感じている多摩市での有権者の様相とほとんど変りがありませんでした。心底、政治が見放されていることを感じました。「それほどに、期待されていないのかなあ。」と。議会では大事な決定が行われているのに・・・。

 今回の都議会議員選挙を控えては投票率が35%にも達しないのではないか?とも言われています。本当に「悪循環」という言葉がぴったりくる状況です。投票率が下がれば、ますます一部の人たちだけで選んだ代表者が税金の使い道を決めていくことを助長するだけだからです。何とかこの状況を克服したいのですが、なかなか打つ手がない現状に焦燥感が募る日々です。この暑さにイライラする人々も多く、そこに輪をかけて大きなマイクの街頭宣伝に怒鳴り散らす人も増えてきました。

投稿者 hisaka : 2005年06月21日

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