« 地域の先輩が語ることの意味は大きい | メイン | ホームページを何とかしなくちゃ! »

2004年09月18日

キーワードは「出会い」…ステイツマン7週年記念交流会

 補欠選挙から約2年半。私とステイツマンとの活動も同じだけの月日を重ねていますが、実はステイツマン今年で7周年を迎えました。その記念として、今日の交流会が行われ、ステイツマンの活動に何らか関わった人たちが集まりました。設立メンバー、パートナー議員で設立者の一人でもある衆議院議員の加藤公一さん、また新たにパートナーとして加わった衆議院議員の中野譲さんもかけつけて盛大に行われました。
 歴代の代表や現役メンバーによるパネルディスカッションではステイツマンに関わるようになったきっかけをそれぞれが語り、またステイツマンを通じて得たものを披露していました。それぞれに表現は異なるものの、やはりステイツマンの活動から獲得をした一番大きなものとしては「出会い」ということです。ステイツマンでは「市民と政治の架け橋をつくる」ことを使命として政治家を送り出すことを目的にしていますが、共に活動をする仲間以外にも、とりわけ選挙活動の中からは一度きりしか会わないかもしれない有権者、また日常の活動でも朝遊説などでチラシを手渡しながらの出会いなど、さまざまな人に触れ、政治の難しさや政治の存在価値を個々に体感しているのだと思います。
 特に、ステイツマンのメンバーだけではなく、ステイツマンが政治を体験する場所として提供しているインターンシップのプログラムを経験したメンバーも多数集まり、またさらに新たな出会いを今日の交流会でも得ることができる・・・価値ある時間になり、また参加者は新たな刺激を持ちかえったのではないかなと思います。ステイツマンのインターンシップは、学生の政治家像を予想外にも裏切るような地味なもの。朝遊説のチラシ配布、ポスティングが入門段階ですが、実はこの活動こそが、ステイツマンの活動そのもので、少しでも政治に関心を持つ人を広げていきたいという思いの実現につながっています。そこには地道さこそあれ、マスコミ報道から見受けられるような派手さはちっともない…というのが現実です。インターン生は加藤公一さんのところであれ、私のところであれ、そのことだけは共有しているのではないかと考えます。それがステイツマンのインターンシッププログラムの特徴だと私は思っています。

 この共有している思いはとても大切で、今日のこの場で初めてであった人どうしでもすぐに息が合うと言うか、話しがわかりあえる部分があります。約80人ほど集った会場のあちこちで懐かしい出会いや新しい出会いがあり、話に花が咲いていました。ステイツマンでの経験を共有した人たちの集まりは貴重だなあと思いました。このつながりを少しずつ広げていくことが大切だと思いますが、7年間も活動を続けるなかでステイツマンが築いてきた「出会い」の蓄積の大きさを感じました。
 
 特に、インターン生たちはステイツマンでの経験をもとに、それぞれインターンの期間が終わればそれぞれ元の生活に戻ることが多いわけですが、以前とは違った眼を持ち政治のことを見つめられるようになったとの感想を述べる人が多く存在しています。直接、選挙活動に関わったり、日々の政治活動をするわけでなくとも、政治に関心を持つきっかけを得て、自分自身の政治へのスタンスをつくることができた経験は大きいのだと思います。

 人に出会うことが大事、そしてそれが政治だと言われますが、そのことを実感したひとときでした。

投稿者 hisaka : 2004年09月18日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/744