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2004年05月04日

ガーデンシティに行かなくちゃ!

 今年で22回目の開催となったガーデンシティ。これは多摩市の一大イベントです。天気の崩れが心配されるところですが、昨日、今日は風の強さに悩まされながらも、人のにぎわいは何とか順調。22回もやっているという積み重ねを無視することは出来ません。何せ、私が多摩市に転居してくる前から開催されていたわけですから・…。
 ゴールデンウイークと言えば=ガーデンシティ・・・「ガーデンシティに行かなくちゃ!」と待ちわびている人もいるでしょうし、市民活動に取組むグループも祝日返上で、活動資金稼ぎときっとお楽しみ要素もありで、出店します。この恒例行事の開催は、どこへ行っても人・人・人だらけの都心に比べ、多摩センターの広々とした空間と緑豊かな環境を提供し、にぎわっていても息苦しさはなく、ちょっと足を運んで楽しめる場になっていることは大きなポイント。そして普段は地域との接点のない市民にとっては市内での活動団体、友好都市の富士見町を知る機会、おそらく滅多にないだろう地元農産物を購入する機会など、さまざまな出会いを提供している場所でもあります。
 遠出するのではなく近場で楽しむゴールデンウィークの過し方in多摩市として紹介できる催しだと考えます。

 私も何となく足を運んでみるわけですが、毎年、同じようなお店が立ち並んでいるな…と思えばマンネリ化しているとも言えるのかもしれませんが、「ガーデンシティであの竹炭買わなくちゃ。」とか「あのお店あるかな?」と思いながらお店めぐりをしています。これもまた楽しみ方の一つで、マンネリ化していて面白くないと一方的に評価をすることもできないと思っています。
 さて、多摩市の財政再建において、このガーデンシティも帰路に立たされていることは間違いありません。毎年毎年、市からの補助金は少しずつ削減されてきましたが、3年後には補助金廃止の計画です。ガーデンシティ同様の多摩センターでのイベント、11月のいきいきTAMAの方は今年度から既に補助金廃止になりました。「補助金があるから実地する。」だから補助金がなくなれば開催も取り止め…というのはいかがなものかと思いますが、実際、市からの補助金はイベント開催の大きな力になっていたことは確かで、特に秋のいきいきTAMAはどうなってしまうのかなと思っています。一方、ガーデンシティの方は、段階的な補助金の廃止と市民力活用による自主開催を目指すようですが、もちろんこの時、お金は出さないけれどマンパワーとして職員の協力は継続することでしょう。そこは確認しておきたいところです。

 「イベントでのまちおこし」という発想そのものは既に使い古されて、そして単発イベントの効果についても評価の分かれるところです。成功事例もありますが、それ以上に失敗事例の方が多くあるのが実際にところでしょう。
 じゃあ、ガーデンシティはどうなんだろう?と考えてみるわけですが、私は22回も開催してきたという点では、決して単発で思いつきでまちの活性化を狙ったイベントとして位置付けることはなじまないと思っています。
 欲を言えばですが、最近流行りに流行っているガーデニングをもっと全面的に取り入れて、「花と緑」のガーデンを強調したらどうだろう?と思います。「ガーデニング」されたお庭に囲まれた‘まち’…虫対策だけが出来ていれば、とっても素敵だと思います。

投稿者 hisaka : 2004年05月04日

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