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2004年02月18日

ただ、学ぶだけでは・・・ね。

 来月の議会の始まりまで、ゆっくり休める日がなさそうなので、一日ゆっくりとすごせるといいな…と思っていたのですが、政策ゼミもいよいよ佳境に入り、一緒に議論してきたメンバーともう一度行政へのヒアリングをすることになりました。
 前回のヒアリングには参加できなかったメンバーと一緒でした。終わってみての感想は「すごい、行政の人っていい人なんですね。ビックリした~。」というものでした。行政に対する先入観はひどいものだなあと思います。「ちゃんと言葉が通じてよかったです…。」には私も苦笑いしてしまいました。
 政策ゼミではメンバーで一般質問の通告書を書くことにしています。議会の傍聴の経験がない人にとっては、イメージがなかなかつかないと思います。私自身もそうだったからです。初めて通告書を書く時には緊張もあり、苦労したことを思い出します。今でも悩むには悩みますが、やりとりのイメージがある程度つくので通告書の書き方で頭を悩ます学生には初心を思い出します。そういう気持ちって大事だなあと気づかせてくれることに感謝です。

 結局、今日は休む暇もなく、ヒアリングが終わり夕方まで、ずっとみんなでたわいなく議会のことや今の社会の情勢など議論をしました。政策ゼミに関わったことで知らなかったことを知ることができる喜びと、今まで頭の中だけでしか考えていなかったことと現実をつなげて見ること(ギャップも含めて)が出来る面白さをいきいきと語ってくれる学生の感想が私はとてもうれしく励みになります。みんなで話合い、お互いに‘気づき’あえる喜びがあります。政策ゼミではお互いに自分の主張を突き通すための議論ではなく、意見の違いをお互いに認め合うために議論をしていることを実感しています。私にとってもいい経験になっています。

 夜に多摩自由大学の運営委員会がありました。今後の運営方針について意見交換をしました。11月から月一回ずつ講座を開いてきましたが、「ただ勉強するだけの会で終わらせるのか?」ということが話題にのぼりました。学んだことで、自分の知識が一つ増えるだけで楽しい…という生涯学習の域から一歩進めて、自分たちの学んだことをどうやって生かすかが大事だとの話しには私も同感しました。自由大学の運営委員会のメンバーは経験豊かな面面ばかり。正直、きっと体力的には私には勝らないだろう方々の意欲に触れ、私もボーッとしてはいられないなと気合いを入れなおした次第です。

投稿者 hisaka : 2004年02月18日

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