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2003年05月26日

都市計画審議会のこと

  昨年一年間は議員が分担をして出席している協議会や、審議会には参加しなかったので、私の議員活動もやっぱり今年から本格化するんだなという感じです。
 今日、初めて参加した都市計画審議会は都市計画法によって定められている多摩市の都市計画を決定するところです。議会からは6名が代表として参加をしています。審議会は市長が議案を諮問する場所なので、そこの場所に議員がいるというのはちょっと不思議な感じがあるとの疑問を聞いたことがあります。確かに、市長の付属機関に議員が存在しているとすれば違和感がありますが、都市計画審議会に事実上の「決定権」があるので、議員も審議会のメンバーとして参加しているという構造なのかもしれません。そのあたりについて私もまだ少し勉強不足だなと思うわけですが、私が昨年一年間建設環境常任委員会にいましたが、その時と進め方はほとんど同じでした。
 特に決定することはないので、途中から協議会に切換えて、用途地域変更のことや都の条例廃止に伴うことなどの報告をして、質疑をするという形式で話しが進みました。
 私が今日、一番面白いと感じたのは、通例審議会の傍聴者は10人まで認められるそうですが、「今日は部屋が狭いので七名にしますが、よろしいでしょうか?」との意思確認が行われたことでした。傍聴者はいなかったのですが、部屋の広さを理由に傍聴者の数が決まる、しかもなぜ七人なんだろう?と思い、どうもすっきりした気分にはなりません。傍聴者がいなかったので、問題はないわけですが、何を根拠にしているのかわからないキマリがあるように思います。
 今日の審議会では議員ばかりが発言をしていました。ちなみに私は発言しませんでしたが。議員以外には例えば、多摩消防署長さん、多摩中央警察署長さんもいましたが、あとは『学識』の人ばかりです。他の委員の方が、どんな立場の人なのかがよくわからないということ(何を専門としているのか)で、今日は周囲の雰囲気を見まわすので精一杯という感じでした。

投稿者 hisaka : 2003年05月26日

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