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2003年02月09日

ステイツマンが天声人語に登場!

 今日は朝からうれしいニュース。というのも朝日新聞の天声人語にステイツマンのことが・・・。取材を受けたことは聞いていたのですが、朝刊を手にしてびっくりでした。ステイツマンという小さなグループが動いていることの大きな意義を感じました。そして支援議員としての役割を再確認しました。
 私は自分の力で信頼できる政治家をしているわけではなく、ステイツマンとともにより信頼できる政治家、議員になろうと活動をしています。私はもちろん、ステイツマンにとってもどうあれば「信頼できる」のかについて明確な答えは持っていないと思います。その答えは自分たち自身でしか掴み取れないものだと感じています。つまりステイツマンとともに「信頼できる」を獲得するために、毎日の活動を積み重ねているのです。「毎週駅で見ているよ!」と声をかけてくれるおじさんに出会うことが出来ました。毎週重ねるごとに「ほうれんそう」をもらってくれる人が増えているように思います。わざわざ取りに来てくださる人もいます。これが「信頼」になるのかどうかはわからないけれど、私と市民の方との間にある扉にちょっぴりの隙間が開いたかな?と感じています。
 ステイツマンの凄さというのは決して拡大を考えないことです。もちろん会員の間口を広げ、会員数を増やすことでグループを、数の力を大きくすることも考えられます。普通は「大きくなる」を考えるように思います。けれども、ステイツマンはまさに「やり抜く」人を大事にしています。つまり「やり抜ける」人となれば、どうしても少数にならざるえないという悩みもあります。でも、そうであってもこれまでに6年間あまり継続して活動しているのです。活動はあくまでも「コツコツ」続けられてきました。
 天声人語に掲載されると一見、華々しい感じもして立派な感じがしますが、ステイツマンは地味なグループです。行間からだけでは感じることが出来ないくらいにとにかく地道な作業に価値を置いて活動をしているところです。それを一番知っているのは、そして彼らの活動にすっかり脱帽しているのは、おそらく活動をサポートしてもらっている支援議員だと思います。明日の朝もステイツマンが助けに来てくれます。毎週月曜日の早朝から一緒に「ほうれんそう」を配布してくれる、そして一緒に議会報告まわりをしてくれる、ポスティングを一緒にしてくれる・・・私にとっては「お手伝いしてくれるので、本当にありがたい」と考えずにいられないのですが、ステイツマンのメンバーたちには「してあげている」という意識は毛頭なく、みんな一同に「やりたいからやっている」との純粋な思いで行動をしているのです。そしてむしろ「一緒にやっているんだから、変に気を遣わないで欲しい。」とも言ってくれるのです。変な気遣いが生まれれば、そこには対等な関係がなくなってしまうからです。
 一年前、支援してもらうことが決まった時に私は「立候補する」を実感したことを思い出します。そのくらいステイツマンの面接は密度濃く行なわれます。じわじわと「やるんだ!」という思いがわいてきて、ステイツマンとともに新しい政治の流れを創ってみたいという意欲が生まれました。今、どこまでそのことが出来たのかはわからないけれど、とにかくステイツマンと一緒に活動を出来ていることが私に大きな力をくれていることは間違いないと思います。

投稿者 hisaka : 2003年02月09日

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