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2002年08月31日

久しぶりのステイツマンとの活動

 ステイツマンのメンバーも夏休暇がひと段落して、今日はなんと9人も集まって多摩に来てくれました。ニュースレター「ほうれんそう」4号の印刷や、封筒作成、地域地図作成などをしてからミーティング。ステイツマンのミーティングはとてもハードで4時間もかかってしまいました。会議は長すぎると頭が働かなくなるのですが、今日も、私は終わりの頃意識が朦朧としてしまいました。
 さて今日は午前中に給食市民連絡会に出席しました。実は同じ時間に大栗川の親水化考えるためのワークショップが行なわれていたので、そちらの方にも出席したかったので残念です。こうして休日にはいくつかの会議などが重なると、どれに出ようかと迷ってしまいます。優先順位のつけ方が重要なわけですが、今回は10月にはいよいよ来年度の予算要望などをするわけで、給食市民連絡会での話合いに出た方がいいかな・・・と判断しました。給食市民連絡会での一番の話題は「強化磁器食器導入」です。先日の多摩市の学校給食センター運営委員会での答申のとおり、「強化磁器食器導入」の早期実現を求めていかなくてはなりません。そのためには市民だけの連絡会と、学校給食センター運営委員会と合同で市に要望する必要があると思うのですが、その2つの会議体の連携が図れているとは言いがたい状況です。どちらの委員会もこれからの学校給食のありかたを考えているにも関わらず、いい協力関係を築くことが難しいのか疑問に思ってしまいます。
 今日の会議では6日に開催された神奈川での学校給食の集会での報告がありました。その報告には本当に驚きでした。例えば食品アレルギーがある子どもで家から一部おかずを持参しなくてはならなかったり、お弁当持参をしているケース。なんと担任の先生は給食当番からその子どもを排除して、当番をやりたいなあ…と思っている子どもを参加させず、仲間外れのような状態に追いやっている実態が明らかになったとのことです。信じられない話ですが、以外にも少なくないそうです。多摩市ではそのような事例を聞いたことがなく、集会に参加した方も本当に信じられなくて耳を疑ったと言っていました。そのほか強化磁器やその洗浄機の展示もあったそうで、パンフレットを見せてもらいましたが、強化磁器は重さもあり、低学年の児童は給食の準備などの面で大変になるのではないか…という心配も吹き飛ばすような、とてもコンパクトに強化磁器を収納できる箱などがありました。強化磁器の購入にはもちろんお金がかかります。これは税金になるので、一度に全ての学校で強化磁器食器導入をしようと思えば、ため息が出そうですが、少しずつ変えていくことはできるので、市に対してはそのように要望できたらいいなあと思っています。その他、多摩第1小学校の建替え問題では給食の自校方式を、そして欠かせないのは「食品の安全性」をしっかりと行なうための対策、給食センターの専門職員(栄養士・調理士さん)などをもっと地域で活用することができないか?など、さまざまな給食に関わる問題点について話し合いました。特に、給食センターの専門職員の活用については、まだまだ可能性がたくさんあると思います。そして、給食を作る人、食べる子どもたちが顔が見える関係になれるような工夫があればいいのになあ…と思います。食べることに感謝して、作ってもらえることに感謝できることが、残飯の減量につながると考えるからです。
 あっという間に会議が終わりました。この会の特徴は小学生などの母親もいて、会議に参加している市民の平均年齢が低いことです。市民の集まりはわりと平均年齢が50代くらいの場合が多いので、そういう点では私は給食市民連絡会はとても楽しく参加しています。
 そして、今日はステイツマン経由で中央大学のキャンパス新聞の取材も受けました。「真のリーダーとは?」という質問が最後にどっかんと来ました。なかなか回答しがたいこの問いに私は言いました。「例えばみんなで大掃除をする時、自らトイレ掃除の出来る人」しかも黙ってそれを選択し黙々と仕事をする…人かな?自ら気づいて行動できる人、リーダー像は求めるものではなく、自分自身の日常の中から自然と作られていく形ではないかと思いました。改めて考えてみると難しいことってたくさんあるなと痛感させられます。いずれにせよ取材しにきた学生の新鮮さには自分自身の年齢を感じました…。

投稿者 hisaka : 2002年08月31日

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