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2002年07月26日

動き出した?若者!

 念願のタウン誌が完成しました。後輩二人の努力の賜物です。印刷作業と製本作業を手伝いましたが、まさに手づくり!約5時間ほどかかりました。製本テープを背中に貼る作業は器用さを問われます。なんでも経験だなあと思います。
 今回の特集は「動き出す!若者!」。4月の選挙の時に『ネクストTAMAプロジェクト』という学生中心のグループが立ちあがり、市長選の公開討論会とユース模擬投票をやりました。これに参加した若者の声が掲載されています。私は若者が政治に関わるいろんなきっかけがあるといいなと思っています。公開討論会を一種イベント的に捉えてみて、イベント開催に興味があるから参加した・…っていうのもありだと考えています。それから関わっている本人は意識していないかもしれないけれど、環境保全の活動とかボランティアの活動なんかもすべて政治の世界と関わりがあると思っています。そんな色々なチャンネルがあることで、政治の世界が身近になるし、小難しくないし、本当に政治が自分達の生活なんだな…って感じられるようになるのかなあ・・・と思うからです。私自身も『まちづくり』の活動に関わったとき、「これは政治である!」なんて思ったことは少しもありません。でも実は、『まちづくり』って最も政治的なものだなあと今は痛感しています。というのも『まちづくり』のビジョンを描くことそのものは、まさに「政治」だからです。
 私は今回の「動き出した!若者」。とっても注目しています。これをきっかけにして今日とか明日の行動…が広がっていくと思うからです。ただ私は「動き出した!若者」に対して危惧することがあります。それは自分たちがやったイベントかもしれないけれど「公開討論会」の意味、そして「ユース模擬投票」の意味…これを主催した者の責任が考えている以上に重いものだということです。公開討論会にせよ、これを開催して…・投票があって…・その後どうしますか?模擬投票にしてもそうです。投票しました…・その結果を見ました…・何を感じて、今後社会に問題提起していきますか?こんなことが問われてくるのではないかと感じています。だからこそ、引き続き何らかのかたちでグループとしてでも、またはグループに関わった個人としてでもいいから活動をしてもらいたいなあ…と思うのです。つまりはただのイベントとして一発打ち上げの花火だけにはしてもらいたくないなあということです。
 そのためにも、この経験を一つのステップアップの機会として今後どのような展開をしていくのでしょうか?もちろん私も多摩市の同世代の人間として協力出来る事があれば、お手伝いしたいなあと考えています。

投稿者 hisaka : 2002年07月26日

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