さあ、選挙戦もラストへ。

炎天下で街頭演説会をやりました。党に所属せず活動をしてきた私のスタイルに共感してくださり、応援してくださっていた方からは「立憲民主党公認」に対する賛否両論もあり、いろいろなお声をいただいています。そこは自分にとっても、覚悟したことのひとつ。今後の活動を考えたときには政党に所属し、議論する仲間を得ることの必要性があるという考えなのですが、でも、「私はわたし」であって、自分の軸は大事にしていきたいと思っています。

私は市議会議員として活動する中で、考え方、価値観の違い…政党や会派はあっても「目的を共有」できたとき、その「違いが力」なるという考えで取り組んできました。

「違いが力」

25歳の時からずっと市議会議員としての経験を重ねながら、自分の実感としても「違いこそ力」です。私たち議員はみな「市民のために働く」だからこそ、…とことん「より良い」を追求していく。これが私の仕事と思ってやってきました。そのために一致し行動できることがあれば、みんなでやることで「力」を発揮できることがあり、「解」を導いていくことができるはず。

今回の選挙も、そうした流れの中で組み立てがされています。今の政治に対する「危機感」が共有化されていて、だから、みんなで一緒に動けているのだと私は理解しています。「立憲共産党」と嫌悪感を露わにし、お伝えくださる方もいらっしゃいます。もちろん、市議会の活動を通じ、すべてで見解が共通化していたわけでもなんでもなく、例えば、共産党市議団のみなさんと「違い」を感じる場面ばありました。でも、だから、「違う」で切り捨ててはいけないのだと思うのです。決して、それだけではない。市民のための問題解決を考え、共に解決策を導いてきた経験もあります。いろいろ譲歩しあいながら、粘り強く議論してきた経験もあります。そして、そのことが今の「議員としての私」をつくってくれているのです。社民党、生活者ネットワークのみなさんも同じです。

もっと言えば、それ以外の政党に所属していたりするみなさんとも「市民のためによりよく」を考えて、議論を重ねる経験もしてきました。もしかすると、多摩市議会ならではの風土かもしれませんが、少なくとも、多摩市議会はいろんな違いがあっても、でも、市民にとって良いと思われることは、できるだけ、みなで取り組もうとする空気感があるように私は感じてきました。自分だけが全てではない。周りに学び、周りに教えられ、周りに諭されることもあり…そして、私の「現在」がある。

 

多様性が大事にされる時代でもあり、「違いを乗り越えていく」…その力をどう持つことができるか、その根本には「互いを尊重し、認め合っていく」ことが求められますし、今後ますます、私たちの社会全体に問われ、突きつけられていることだと思いますし、私自身もまだまだ向き合っていかなければならないことだとも思っています。

「まずは一歩踏み出そう。」

これが私の偽らざる気持ちです。私と共に一歩踏み出そうとしてくださっているみなさんがいる。ラスト一日、感謝の気持ちで精一杯、稲城市、多摩市としっかりまわってきます!

 

最後まで、どうぞどうか、よろしくお願いいたします。あなたの声を聴かせてください!最終最後の演説会は、永山駅でやります。