雨上がりの朝は涼しめで、何といっても埃やら塵やらが一掃されているような空気の清々しさがあります。金曜日に委員会があり、市民の方から提出されていた「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願」が全会一致で採択にならなかったのは残念でした。多摩市議会で請願が提出されることは滅多にないこと。自民党とあすたま維新、志政会以外の会派はすべて署名をしていて、もしかしたら意見書が出せるかなあと思っていたのですが。やっぱり、無理でした。自民党さんは政府見解を支持する立場のようでした。きっと個々人の議員にはいろいろな想いやら考えはあるのかなと思いましたが。あすたま維新は周りの様子を見て、署名はしていなかったのですが「採択」はしていました。
私は大学生の頃に「平和学」の授業の中で「核抑止論」を学んだこともあり、それにまつわって、友人と議論したことが頭にちらっと思い浮かんでいました。私は「いかなる戦争も反対」という立場ですし、「核兵器禁止」は当然とも思っていますし、広島や長崎に落とされた原爆のことは言うまでもなく、その後のチェルノブイリでの事故、福島第一原発の事故のことなどを考えても、その破壊力の恐ろしさを想うだけで身が縮みますし、とうてい認めることはできないので。「正当化する理由」が見つからなくて。
今朝、「国のエネルギー政策の方向性を示す『エネルギー基本計画(エネ基)』の改定にあたり、経済産業省は、原発の増設を認める検討に入った」というニュースを見て、もうやめてほしい…と思ったばかり。
最近、すごく思っていることの一つは「行政のDX(デジタル・トランスフォーメーション)」とか「自治体のDX」とか言われていて、遅ればせながら?「多摩市行財政マネジメント計画・多摩市DX推進計画」を策定したばかりなのですが、そもそも「DX」のことにピンと来ていないというか、十分に理解をしていない人たちで「DX]を進めてしまってもいいのか?という話しですね。雲を掴むかのように、何だか、わかっているのかわかっていないのかわからないような中で、進めている「DX]で大丈夫なのか?と…自戒を込めてそう思っています。市長や副市長をはじめ、部長など管理職は「DX」をどこまで理解し、そして部下である職員の皆さんと共有できているのかしら。「行財政のマネジメント」と「DX推進」の計画が抱き合わせで策定されているように、両者はセットになっていることがどこまで認識され、行財政改革やら職員の働き方改革にもつながるようなDXの取組みにとなっていくのでしょう‥‥。一抹以上の不安あり。
議会の各常任委員会の協議会で示されている案件は市民にも関わる大切なことが報告されているので、もっと気軽にその情報を市民とも共有できるといいのになあと思います。それこそ、資料をHPなどで公開していけばいいのに(公式サイトなども容量の関係もあるらしくて難しいのか?)。
今年もモリモリと茂り始めた…クズ…これは放置しておくと、さらにモリモリになっていくので、早めに対処した方がいいと思っているところ。手入れが行き届く行き届かないというのは…何による違いなんだろう…。こちら、学校の敷地かな。