多摩桜の丘学園の学校公開に合わせて、青少協諏訪地区委員会の研修会として、見学会が実施されたので参加してきました。学園祭の時など、何度か足を運んだことはありますが、とても久しぶりでした。以前は校長先生などもよく駅などで声をかけてくださったりして、身近に感じていましたが、そのころから比べるとちょっと疎遠かも。
かわいらしいキャラクターが出迎えてくれました。小学生から高校生までが学んでいて、高校生は卒業後を見据えた職業訓練の要素のある活動をしている姿もあり、とても一生懸命に取り組む子どもたちの姿が眩しく映りました。なかなか普段は見ることのない授業の風景を見学できたことはとても有意義で、一人ひとりの子どもたちに大人が丁寧に関わっている様子が伝わり、ゆっくりゆったりしたスピードで子どもたちに接する大人の姿には学ぶところが多いとも感じました。
学校公開ということで、学校説明会も行われていたようで、多摩市役所関係のみなさんもお見掛けしましたし、あとは地域のデイサービスなどの指導員の皆さんなどがいらしていたようです。私たちもそこに交じりながら、見学をさせていただいたのですが、きっと子どもたちもいつもとは違う大人がたくさんで、いつもの雰囲気が壊れてしまったこともあり、落ち着けなかったかもな…と思ったりもしました。
「ありがとう」の気持ちを込めて、ハンドワークで製作したというかわいらしいマグネットを購入しました。明日の朝の街宣活動から使おうと思っています。
校内の写真撮影などは禁止でしたが、目についたので…「考える教職員集団であること」というのが目に飛び込んできました。「行動する、発言する前に考える、責任ある教職員集団となる」と書いてありました。体罰根絶に向けて…のスローガンに留まらずですね。「考える教職員集団」って本当に重要だと思っていますし、そこを率いていく校長力こそが問われることは言うまでもありません。特別支援学校に関わる教職員の数はものすごく多いだけに、そのトップともなると、その経営力に求められるものも水準も高そう。
コロナ禍で学校などに足を運ぶこともハードルが高くなってしまい、心理的な隔たりができているのが否めませんが、やっぱり、学校の見学は楽しい。いろいろな学校を見るからこそ、比較もできたり、自分なりの見方や考え方も補強されていくので…ちょっとアンテナ高くしておこう。よい見学会に参加できてよかったです。