桜咲くのは入学式かな。小学校卒業式に出席。

今日は市内小学校の卒業式でした。私は諏訪小学校の式に出席をさせていただきました。90名の卒業生の皆さん、やっぱり、勢ぞろいというわけにはいかず、欠席している子どももいました。卒業証書を受け取る際、点呼された子どもたちが一人一人が「〇〇になりたい。そのために頑張ります。」「〇〇な大人になれるように、努力します。」などなど…中学校への心構え、抱負などを表明している姿が頼もしく、私たちの子どもの頃とは大違いだなあとしみじみと思ったのです。一方、出席がかなわなかった子どもたちに想いを馳せると、その保護者の方の心境を察するに、しんみりとなってしまうというか、こみ上げてくる気持ちに辛いものがあるなと思い、私の気持ちも何となく落ち着きませんでした。胸がザワザワッとなる感じです。

卒業式では教育委員会の告示とは別に、教育長から諏訪小学校6年生の取組みに対し、表彰状が贈呈されて、これがちょっと特別でした。先月、諏訪小学校も諏訪地区(北諏訪小、諏訪中)として、ESDの取組み発表をしていたのですが、10年後、20年後、30年後の多摩市のために「こんな街になってほしい」と一生懸命学んできた成果が素晴らしかったということでしょう。「感謝状」的な位置づけなのかな。子どもたちの頑張りにこうした労いがあることはうれしいこととも思いました。卒業式でみんなに向けられるというのもまた、新鮮な光景。先生たちも含めて、とても熱心な学習が重ねられていたのではないかと想像します。途中経過の段階で、学習発表会でも子どもたちの発表を聴いていたこともあり、総合的な学習の時間をより有意義にしていこうとする先生たちの意欲も感じられたので。子どもたちのやる気を引き出すだけでなく、きちんとその意欲を受け止め、そして、それぞれのモチベーションを継続させていくところ…先生たちの果たす役割は大きいでしょうね。ご努力があったことと察するばかり。

そして、その成果の一つとして、ペットボトルの蓋を使用したアート!が廊下に飾ってありました。永山ですから…ご当地キャラクターとして不動の位置を誇っていると(思っていますが)「永どん」がとてもかわいい。グリナード永山に飾ってくれないかなーと思ったくらい、素敵な作品です。感激。(多摩市では12月から、ペットボトルの分別は「はがして とって すすいで ポン!」。当然に子どもたちはここにも着目しているわけですから。子ども力、すばらしい!)このアートはただの作品ではなく、地球環境を考える、そのためにできることから自分たちも協力し取り組んでいくことを心に刻みながら制作されていることを忘れてはなりません。

ところで、諏訪小学校は30周年を迎えるようで、それにもびっくり。多摩市で一番最初に統廃合をしたのが「中諏訪小学校」「南諏訪小学校」でした。年月減るのは何と早いこと!…と思います。

先日、諏訪小学校の学校公開にお邪魔した際に、「なかすわ」と書いてあるレトロなゴミ箱を見つけて感激してしまったというか…思わず、写真を撮影してしまったのですが、懐かしすぎる。小学校の時、こういうのあったなあと。「モノを大事に使う」が実践されている気がしました。

それにしても、今日はお昼にかけて、どんどん気温が下がるというか、冷たく冷たくなって身体に堪える一日でした。午後から、代表者会議があり、各会派からの意見書の調整などが行われまして、オブザーバーで出席していましたので、議論の様子などを拝聴しておりましたが、なかなか勉強になりました。各会派のスタンスがとてもよくわかるというか。最近、少し話題としては大きくなっている「共同親権」に対して、慎重に審議してほしいことを求める意見書が出せなかったことは本当に残念でした。明日は、本会議最終日の議事日程などを確認する議会運営委員会があります。