確かに、セントラルパーク。

多摩中央公園の改修説明会でした。同じ内容で3回実施されるうちの今日は2回目。平日の夜開催で、しかも極寒…参加者は少なめで、その半分が公園緑地課以外の関係部署職員だったように見受けられました。多摩中央公園を真ん中にして、エリア全体の活性化を考えていくことが求められますし、関係する部署の職員さんたちが参加するというのは良いことですね。参加された市民の方からは公園改修、その後の運営も担うこととなる民間事業者に対し、「行政の縦割りをつなぐ役割」を果たしてほしいと期待する声もあり、まさにそれ!と思いました。

こうした説明会に出席し、意見を出してくださる市民のみなさんの熱心さ、ありがたいと思います。それだけに、事業者の皆さんにも行政にも、人任せにせず、「住みよさ」「住み心地」をつくるため、「住みたいまち」にするために積極的に関わっていこうとする熱意や意欲をできるだけ受け止めてほしいですし、受け止めるだけでなく、きちんと生かしてほしい。「ただ、聞いただけに終わらせないでほしい」と思っていて、個人的には今回の公園改修工事をフォローしながら、市民に向き合う姿勢にも関心を寄せてきました。今日の説明会でも、少なくとも「意見を取り入れよう」と心がけ、努力しようとする雰囲気を感じていて、今回示された工事内容についても、以前の市民説明会で出された意見など、可能な限りで反映してあることが確認でき、ちょっと安心です。ちなみに市民意見に対するフィードバックについては、市の公式ホームページに掲載されています。

個人的にはエリア全体の「統一感」を大事にしたいと思っていて、パルテノン多摩、建設中の図書館、これから改修工事が入るグリーンライブセンターと新しくできるパークセンター、カフェなどの建物が「なんか、バラバラ…」「やっぱり、バランバラン」という印象を放つことのないよう、せめて、サイン計画などの工夫でつながっていくと良いなあと思っています。公園に限らずで、色、デザイン、かたちなど含め、まちの中にあるサインに着目をすると、縦割り行政がそのままになっているケースが散見され、「仕事の仕方」が露呈している場合も少なくありませんから。

それにしても、以前から話題の「クリエイティブ・キャンパス構想」はどう実現されていくのか。公園が舞台となるイメージで打ち出されたイメージというか、コンセプトなはずですが、それは公園内だけに留まらず、エリア全体にも広がっていくように捉えていたのですが。例えば、先行して改修工事を終えたパルテノン多摩はこの構想をどう受け止め理解し、取り組もうとしているのか?とかよくわからない。

まあ、それ以前に、そもそも多摩センター駅周辺はどんなエリアにしたいのか、コンセプトはあるのかしら。なかなか感じられず。「ハローキティにあえるまち」だからと、サンリオに協力していただき、キティちゃんのキャラクターを使用することができれば、それで良しではないはず。今季はイルミネーションについても、市民の方からいろいろご意見をいただきましたが、「美しさ」にもっとこだわることが求められるように思っています。「ただ、電飾されていればいいわけではない…」ってその通りなので。

いずれにせよ、「多摩中央公園を中心にまちが変わります」…がどうなっていくのかですね。私はどうしても「セントラルパーク」と言われると違和感があるのですが、直訳すれば、やっぱり「セントラルパーク」。ふさわしい場にしていきたいものです。

今日は月1回でお弁当づくり。包丁を使わず、できることだけで。やっと缶詰で指を切って治ったばかりなので、なるべく刃物は遠ざけたい気分。包丁を使わず、作業工程少なくて済むような料理しか作っていないので、こうした場に参加して、何もしていないのに、勝手に「お料理した気分」になってます。ここに参加すると、気持ちがリフレッシュするというか、とても楽しいひとときが得られるのでありがたい。