いただきもの。自分で買ったことのないお菓子に出会えるのはうれしいこと。おいしさも増すし。
昨日は生活環境常任委員会でした。コミュニティセンターの指定管理者を再指定するために条例提案があり、次年度から5年間一区切りにするということだったので、その理由について確認。次に公園駐車場についても一部有料化を実施していくために必要な条例改正の提案があったので、その内容を若干確認.
結果的には提案されていた2つの条例審査は両方とも可決。
ただし、途中経過として、公園駐車場についてはなるべく利用者への負担を軽減するという観点で、共産党会派から修正案が提出されています。賛同する人はなく、否決となりまして、担当所管はホッと胸を撫でおろした風でした(もともと、修正案は可決されないだろうな…って思っていた兆しもありましたけれど)。
ちなみに、修正案では行政提案の「最初30分無料」を「3時間無料」とするものでしたが、なぜ「3時間を無料とするの?」の根拠、あるいは「公園駐車場を整備する」方向性には反対しないなら、整備費用の負担については、どう考えるの?…私には「なるほど」と理解できるものではなかったので、せっかく提出していただいたのに「ごめんなさい…」と言う感じ。
市内で言えば、多摩中央公園の駐車場は別として、先行的には、乞田貝取ふれあい広場に有料駐車場が設置されていて、多くの方に利用されています。楽しい遊具を目当てに来園される方々には、路上駐車しなくても済むので喜ばれています。今回の行政提案は自家用車の場合だと最初30分は無料、その後1時間ごと100円で最大料金700円(夜間20時から翌朝6時は最大料金は300円)。私は安くはないけれど、高くはない料金だと思います。その点では、市民にも理解されるのではないかと受け止めています。
修正案を提出したいとするココロを理解しないわけではありませんが、「利用者負担」の視点を欠くことはできないと思います。共産党の皆さんも「実費程度なら」利用者にも負担してもらうことはやぶさかではないとする立場であることを確認させていただき、何が何でも「無料」とは考えておられないようにお見受けしました。個人的には、「実費程度」をどの範囲にするかが議論の余地あるのかなとは思いましたが、具体的に何を実費にするのかってホント、議論分かれて難しいところかもしれません。
2つの条例について、審査を終えてから、都市づくり部、環境部からそれぞれ取り組み状況などの説明、報告があり、都市計画の見直しについて、都営住宅建て替えの進捗状況、次年度の道路舗装工事の予定、冬の電力不足に市役所としてどう対応するのかとか、廃棄物の処理に関する計画策定の話などなど…聞くことができました。引き続き、フォローしていかないといけないことばかりですね。また、気候非常事態宣言を行った多摩市としても脱炭素化への取組みを加速化します!…ということで、その意気込みは聴くことができて収穫でしたが、具体的な動きが見えてくるのはまだしばらく先のことになるのか???
さて、本日は、何だか、随分と疲れた昨日を経て、朝から会派の打ち合わせをして、唐木田菖蒲館へ。相変わらず、手入れの行き届いたプランターのお花とお庭。エントランスに入ったら、素敵なクリスマスツリー。いい空間だなあとしみじみ。
私の目的は唐木田児童館の乳幼児の時間「ココカラたいむ」。該当年齢の子どもがいない限り、なかなか足を運ぶことのないめったにない機会に足を運んできました。見学です。
開始時刻には多くの親子が会場に。もちろん密にならないために参加希望者を予め募っていたようですが、大盛況なんだなあ…ということはその雰囲気だけでも良ーく伝わってきました。そして、担当している職員さんたちがこれまた、会場にママやお子さんが入ってくると、そのたびに、一人ひとりに向かって「よく、来てくれたわねー。〇〇さん、〇〇ちゃん。」「わあ、久しぶりだねえ。元気だった。〇〇くん。〇〇さん。」という風にとにかくウエルカムで、声かけする姿…。ママと子どもとを一緒にせず、一人ひとりをきちんと受け止めて名前を呼んであげているようにも感じて、いいなあと。
ということで、たまたま、「ココカラたいむ」のイベント「ココカラシアター」に招かれた「劇団おのまとぺ」のみなさんとのご縁がありまして、良い機会に巡り合え、見学をさせてもらいました。何と、ラッキー。おのまとぺのみなさんの公演を見せていただくだけでなく、ある意味、児童館の取組みも学ばせてもらったひとときです。
それにしても、ハイハイで素早く動く赤ちゃんたちを見ていて、「うわぁぁ、懐かしい」と赤ちゃん見てるだけで、自然と笑顔になれるなあを実感。わらべうた、手遊び歌もピアノの伴奏が付くと全然違う曲に感じたり、聞こえてくるのも不思議でしたが、「音」に反応する赤ちゃんたち、まだまだ会話などできない赤ちゃんたちですが、ちゃんと耳を澄ましているなあを感じられたり、ママが赤ちゃんと一緒に楽しんでいる姿など、心が表れるような光景でもありました。
そして、何と言っても!スペシャルゲストの「からきだ姉妹」の登場にはみなさん大喜び!
いつも、児童館の子育て広場を担当している職員さん。ただ、おそろいのドレスに着替えて登場してきただけではありません。「からきだ姉妹」はピアノ曲をプレゼントしに来てくれたのです!連弾によるクリスマスソング…連続して5今日も…すらすらと。息もぴったりで、ものすごいうまいし、クオリティ高い!
聴くところによれば、かなり練習もされたようですが、本当にお上手で、途中で止まるとか、そんなことは全くなく…スラスラと。会場は手拍子で湧きました!
そして、もちろんサンタクロースとトナカイさんもやってきて、唐木田児童館におもちゃをプレゼント。また、参加者にも心ばかりのプレゼントもあり。今日の「ココカラたいむ」はスペシャルで、クリスマス会と12月生まれのお子さんたちの誕生会も兼ねていたようでした。誕生月のお子さん一人ひとりにカードのプレゼントがあり、みんなでバースデーソングを歌う時間もありました(プロピアニストの伴奏付き)。
「何といい時間に立ち合うことができたのだろう!」
定例会中はどうしても心がワサワサするというか、ザラザラする感じもしますので、ある意味、心調う良き時間を過ごせたのでした。まだ友達どうしにはなっていないママ、パパと子どもたちが集まってくる場所。ここで顔見知りになっていくんだろうなあと思ったりしました。もちろん、市の職員さんとも。児童館があること自体、当たり前のことではないと思うと、この施設が市内に点在している多摩市ってやっぱり子育て環境が整っていると思います。そして、児童館の職員さんたちが、「人と人」をつないでいく真ん中にいるような気もしてしまった…。「この場所に来れば、誰かがいてくれる」…そんな安心感の持てる児童館は孤独にならない子育てのために必要だなと。
明日は金曜日で、それが終わると…週末。今度の土曜日、ベルブ永山で「こどもかいぎ」の映画があります。私もお手伝いしています。子どもは無料で観ることができます。大人(18歳以上)800円、また、障がい者無料、付添の方1名は無料です。
上映会「こどもかいぎ」
【会場】永山公民館ベルブホール 14時/16時15分/18時30分 (それぞれ開場は30分前から)
【主催】ハーモニークラブ
【お問い合せ先】櫻田幸也/gozigen@lagoon.ocn.ne.jp/090-4964-9599
【その他】「ママさんタイム」あり/ボランティアスタッフ募集中/定員150名/ブルーレイ上映