寒いと…それだけで、外出する気が失せ、もともと柔軟性に欠ける身体が余計に固まる気がする今日この頃…。昨日はとにかく寒いながらも、用事をちゃっちゃと済ませてから、一般質問を考えて、まとめたりしつつ、夕刻から諏訪地区の青少年問題協議会に出席。今年度は少しずつ、コロナ前に実施していた催しを再開する予定になっていて、年明けにはどんど焼きを開催する段取りにもなっています。感染症対策をしつつになるので、そのままそっくりコロナ前の取組みが再開されるわけではありませんが、個人的には、「今まで」をそのコロナ禍を経て、リメイクしたり、されたりして、リ・スタートすることの方が「今にあったかたち」になるような気もしています。
最近、市内でもだんだんとコロナ前を思い出しながら(?)、催しが開催されるようになり、週末になると各地域でイベントが行われ、動きつつあるなあと感じています。それは喜ばしいことでもあるのですが、特に行政が主催するようなフェスティバル系ベントについては、「イベントをやること」が目的化している場合もあるように感じることもあり、本当は「これまで通りに再開させる」ではなく、もう一回、開催目的やら開催手法も含めて、検討し直してもいいのでは?と思うことも少なくありません。
市民向けに…啓発とか周知とか…目的は様々だと思いますが、イベントを企画し、開催することに忙殺され、「追われるような状況」になっているとすれば、それは本末転倒ではないかと感じます。忙しすぎて余裕がない状況が、却って全体としてはパフォーマンスそのものが低下させる場合もあるのではないかと危惧します。
さて、今日は午前中は都市計画審議会がありました。これから都市計画マスタープランの改定作業が始まるのですが、これもまた、スケジュールに追われながら、取組みを進めざるを得ないような予感で、やや心配。会議の冒頭に市長が出席し、改定作業について「都市計画審議会に諮問します」とセレモニー的なことが行われました。今日、諮問されたわけなので、本来であれば、ここからがスタートとなるはずね。でも、すでに改定作業に必要な基礎資料となる市民の意向調査は行われていて、アンケートを始めています‥‥ということでした。段取り的に早めから取り組まないと間に合わなそうだ…とする配慮となのかもしれませんが、すっかり行政の都合だけ…とも言えそうです。
審議会の資料にも「どんな市民意向調査を実施しているのか」について、のアンケート設問項目などが示されました。これに対し、審議会の会長をはじめ、メンバーからはややため息混じりのご意見が。「事前に、アンケートの取り方など意見できる場があれば…」「助言できる機会があれば…」と。私も同感。都市計画審議会には学識経験者として大学の先生なども複数参加されていますし、より良く市民の意向を掴み、改定作業に活かせる回答を得ていくためのアンケートのつくり方を相談することもできましたね。審議会での議論を経ず、意見を聴くことも無く…先んじてアンケート調査を始めているというのはいささか残念です。「なるべく早め早めに…」という配慮が裏目に出ている気がしました。アンケートは設問項目が全て…ですから。「今は、データサイエンスで、アンケートの回答結果についても集計の仕方を工夫することもできるかもしれません。」というフォローの意見も出されたには出されましたが(その作業、すごく大変そう)、結果の分析がどう行われるのか気にしておきたいと思います。
先日、中央大学のOBの皆さんと一緒に唐木田地域のまち歩きをしました。唐木田コミュニティセンターの皆さんが「開館10周年」を機につくられた「多摩の歴史さんぽ」を片手にしながら、執筆者でもあるパルテノン多摩の学芸員の橋場万里子さんにガイドをしていただきました。この冊子、本当に良くできていて、地域を歩くのにおすすめ!1冊300円で、多摩センターの丸善書店でも購入できます。続編を作成する心の準備をされているとも伺っているので…乞うご期待!ですね。
もう早、11月も中旬を過ぎ、明日は12月定例会の議案説明です…。