コミュニティプレイスとしてオープンして2か月ほど。松ケ谷にある「まつまる」に行ってきました。町田市議の田つとむさんがインターン生と一緒に「見学できそうな場所を…」とおっしゃるので、ちょっと面白いかなあと思いまして。
「まつまる」のことを放映した番組の録画を視聴させていただいてから、店舗内を案内していただき、いろいろと情報交換をさせていただきました。田さんは市議選で連続トップ当選をされていて、「トップじゃないと嫌だ」とおっしゃるのですね。すごいなあって思います。私には持ち合わせないモチベーションをお持ちで、今日も政策宣伝用のスピーカー付きの…つまりは…わかりやすく言えば、選挙カーに乗っておられました。自家用車のようですね。
オープンして間もないころに、足を運んだ時とは異なり、「まつまる」全体の雰囲気も落ち着いているようにも思いましたが、それでもまだまだ住民の方と一緒によりよい運営をしていくことを考えていて、今週末には「図書委員会」を開催すると伺いました。近隣の方で書店のお仕事を経験されてきた方がおられ、その方を中心に立ち上げていくのだそう。「まつまる」においてある本の貸し出しは始まっているようですが、さらに「まつまる」に置く本のコンセプトというか、書棚それぞれについて話し合いをするのだとか。面白い取り組みだなあ。
そしてまた、入口のところには「ご意見箱」が置いてあって、どんな意見があったのか、利用者の皆さんともシェアできるようにしてあること、それから、改善したところや活かしたところをきちんと報告して‥‥双方向になっているところなど、「なるほど、なるほど」と頷けるところがありました。参考にできそう。
意見の一部だけでなく、全てを隠さずに、オープンにしていく姿勢っていいですよね。
全部が全部、取り入れられる意見や提案ばかりではないけれど、みんなでシェアしていくことから始まるのだと、改めて学んだ気がしました。
さて、「まつまる」のプロデュースをされている方々は、同時並行的に多摩市内でもプロジェクトを立ち上げておられ、私もそのことは耳にしていたのですが、今週末も住民の方を交えたミーティングが行われるようです。せっかくなので、見学させていただくこととしました。関心を持った人は誰でも参加できるオープンの場とは言え、やっぱり、周辺住民の皆さんが利用者となり「場」の支え手になっていくと思っています。議員と言う立場だと、どこか一つの場所だけに肩入れすることはなかなか難しかったりするので…(と私は思っているので)、「関わり方」ってとっても難しい。せっかく取り組むことであって、多摩市でもモデル事業としてスタートしていきたい意向もあるようですので、見守っていきたいと考えます。
ちょうど「まつまる」で、地域の方に声をかけていただき、結構、話し込んでしまったのですが、「こういう場所って、どうやったらうまくいくと思う?」とか詰問を受けたんです…どうやら、スタッフの一人だと思われたようです。成功とか失敗とか…どこを捉えるのかによって変わってくる気がするのですが、私は「失敗の中にも成功を探す」という思考でいるので、あまり「失敗」を感じないんですよね。常に学びがあるので…。そして、その場で私が出した答え…「正解はない気がする」…というものでした。
明日から、多摩市議会は決算審査です。日程が大まかに決まっていて、明日の予定は昨年度決算に対する各会派の総括質疑と歳入が中心になっていくと思います。私は自分の持ち時間を歳出で使うつもりなので、明日はただ議場で座っているだけになりそうです。明日が終われば3連休、そしてカレンダーを見たら…また、連休が続くという…お休みがすごくたくさんあるんだ!と気がついて、ちょっとうれしいです。心配なのは週末のお天気かな。
あ、今日は9月15日なんですね。昔は「敬老の日」でしたね。