12月議会 閉会しました。

瞬く間に今年も最後の本会議となり、滞りなく閉会を迎えることができました。市長が提出していた議案は全会一致にて可決をしましたし、心穏やかに年末年始を迎えられる準備を整えていきたいものです。

こりす(子栗鼠じゃないかもしれないけど)の絵柄の入ったかわいらしいお菓子。鎌倉のお菓子だそうで…頂きものなのですけれど、とってもおいしい。今日一日のあれこれも「すごいおいしーい!」という一言で吹き飛びます。

定例のハーモニーカフェのお弁当も今年は今日が最後でした。冬休み前、受験生の子どもたちの緊張感は高まっているなあという印象があります。今日の本会議では「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」…いまだ、長すぎて、かつ覚えにくい名称なので…いちいち議案を見返さないと正式名がすっと出てこない…条例も無事に可決されましたが、「権利を保障する」ということがどれだけ難しいことであるか、そして、この条例は「支援と活躍」を推進するということですが…今まで以上に推進することになる‘はず’ということで、どんな風に具体的な施策や取り組みになっていくのか注目したいと思っていますが、そのためにも実態把握がますます求められると考えています。実態把握こそ難しく、子どもたちの権利がいかに保障されているのか?…ということ一つとってもね…と思うのは、特に、コロナ禍における学校現場の状況など掴み切れてると言えますか?…と問いたくなるからかもしれません。

私、条例の制定に期待することはやっぱり今まで以上に「ていねいに」取り組んでいく姿勢だと思っていて、子どもたちが「権利」のことを学び、子どもも大人も共に「人権」を尊重したり、大切にしあえるような心、互いの関係性を育みあえるような環境をつくっていくことがまず優先されるべきことと考えていますが、そのためにも条例の意義、価値を広げていく役割のある行政職員一人ひとりの姿勢を磨くということだと思うんですよね…学校の先生たちも含めて…。職員が市民に対して威圧的であったり(毅然として振舞うことと威圧的にふるまうこととは違う)、先生の子どもに対する対応一つ…さらに、問われるはず。単に条例ができたことを告知して周知するパンフレット作りました…配りました…なんてことではないです…。そして、自戒を込めて…条例制定について、賛同したというのか、賛意を示し、今日の本会議で可決に手を挙げた議員全員の姿勢もまたそれ以上に問われていくでしょうね。

もちろん、私も人権感覚は…とまずは自分自身の姿勢も見つめなおし、日々、振り返ってみることは必要ですね。「議員」という肩書きはいつしか「先生扱い」されることに慣れてしまって、どこかで勘違いしていることはないだろうか、そんな振る舞いを無意識にもしてしまっているのではないか…と時々、反省することもあるのですけれど、「立場」をわきまえることと、偉ぶり、驕り…というのとは異なるわけであって、「人権感覚」が鈍っていないのかどうかも含め、常に自分に問うておくこと…大切だなと感じる今日この頃です。「他人のふり見て我がふり直せ」というのはホントに、素晴らしい先人の教えだと思っております。

明日は今年最後のランチハーモニー…高齢者だけを対象にしているわけではないのですが、朝からお弁当づくりのお手伝いします。今日も無事に過ごせたことに感謝をして、一日を終わりたいと思います。