盛りだくさんの12月議会になりそうで。

竹炭を買ってみました。ご飯を炊くときに使ってみようと思うのです。味が変わるのかしら?

 

今日は12月議会に提出される予定の議案、補正予算の事前説明がありました。なんとも盛りだくさん!・・・という印象。

補正予算については、とにかくキャッシュレス決済を広げたい…国の意向を踏まえ、臨時交付金と使い切れていない交付金を積み立てている基金を活用して300,000千円を計上して、さらにキャッシュバックキャンペーンが展開されるようです。キャッシュレス決済(引き続きauPAYですが)と無縁な人もまだまだ多いと思われるのですが、こうした税金の使い方ってどうなのかなーって思ったりします。要するに税金によるキャッシュバックですし、こうしたかたちで税金を還元するならば、「投票に来た人にもキャッシュバック」もありではないかと考えちゃったりするのです。ちなみに私はまだキャッシュレス決済の波には乗り遅れている一人です。

また、マイナンバーカードの交付についてもさらに強化していく方向。これもまあ、国の意向を踏まえ…とも言えますが、ベルブ永山に「マイナンバーカードセンター」を設置するための費用も計上されています。障害者福祉サービス費についても3億円の増加になっていて、今後も増加し続ける見込みであることの説明もあり。あとは新型コロナワクチンの3回目接種に備えた必要経費も盛り込まれていました。庁舎の建て替えに備えた基金には2億円を積み立てすることができるようです。これで基金の総額はいくらになったんだっけ…?

今後、国の子ども10万円給付についての対応なども具体的に示されていくと思うので、そこも追加で提案されるようになるのかなと思っています。それにしても、現金をそのまま銀行口座に振り込むのとは違って、クーポン給付って、すごく割高になりそうですね。クーポン券にするとすれば、例えば印刷費とか余計にかかりますし。どんなスキームになっていくのでしょうね。

 

条例などについては「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」には注目していますが、提案を受けた議会での審査がどう深まっていくかは大事かなと思っています。子ども教育常任委員会で審査されることとなります。質疑応答や議員間の意見交換を踏まえて、条例制定後の取組みにもつながっていくことを期待したいと思います。

 

また、今日は多摩中央公園のP-PFIの手法で取り組む大規模改修について事業者が決定したと報告があり、合わせて、事業者の方からの直接の説明が行われました。2事業者から応募があり、そのうち一方に決定したということです。郊外型公園のP-PFIになるので、採算性をどう担保していくのかなどやや心配な点はあります。事業者が変わり、民間の知恵を活かした公園運営となっていくわけですが、提案されているような物販など店舗展開などは過去を振り返ればこそ、不安はあります。パルテノン多摩5階などレストランフロアも含めて、飲食の展開もありますが、上手く経営できていたとは言い難い状況だったと今までを評価している一人としては心配もあります。やってみないとわからないというのはその通り。ただ、その中心にあるのは素敵な設えとか建物ではないだろうなあと感じています。きっと、それ以上に運営する「人」が重要で、その「人」のセンスというか手腕というか、コミュニケーション力にかかっているように思っています。改修工事の過程そのものを市民と一緒につくっていくような、共有できるようなプロセスがあると予定では令和7年のリニューアルオープンに向けての気運も高まりそうですね。「公園力」を高めつつ…新たな門出に向かうことができるといいなあ。まだ動き出しもしていない段階で、とやかく言う必要もないのですけれど、民間の力がいかに発揮されていくのか楽しみです。

「クリエイティブキャンパス、マネジメント、アソシエーション」でよかったか?…「CMA」の機能を担い、その事務局機能はパルテノン多摩の5階が拠点となるようですね(元シティサロンだったところ)。まさに、その機能の発揮が問われていくはずです(この機能こそ、いまいち明確な説明を付すことのできる人がいないような感じだが)。

今回選ばれた事業者については、他の自治体でも実績があると紹介もされていたので、機会を見つけて、一つずつ見学してこようと思っています(気軽に行けそうなところだけでも)。民間の資金を得て改修工事を実施していきますが、そのかわり20年間の公園経営を担ってもらうこととなります。20年後まで見据えることはそうそう簡単ではないと思っていますが、人口は減少しているでしょうし、今の社会と同等にはいかない。時間とともにまた対応していく部分もあるやもしれませんし、「こうあらねばあらない」ではなく、「公共の財産」であり「市民の財産」であり、「税金」が使われている場所であることを原点にしながら、今後の新たな展開を見守りたいと思っています。