決算審査が終わりました。結論としては、議長と監査委員を除くメンバーで審査された昨年度の一般会計、特別会計の決算については全員一致で認定されました。まあ、決まった予算の中である意味、堅実にというか正しく予算を使い、行政活動が行えたのではないか?ということですね。多少、疑義があったとしても、全体としては「不認定」にするまでの理由は見当たらないということ。
ということで、9月議会も決算審査が終われば、あとは最終日の本会議で昨年度決算審査を振り返って各会派ごとに討論をするので、その原稿を執筆することになるわけですね。フェアな市政は大野さんが討論する段取りです。
決算審査の最終日ということで、再度の総括質疑の時間があり、大野さんが会派の意見を何となくまとめてくれ、質疑をしてくれました。個人的には知り合いのママたちが「ワクチンパスポート」のことを気にしているので、そのことについても触れてもらうことにして、市長の見解を聞いてみることとしました。子どもにワクチン接種することには抵抗感のある方もおられますが、しかし「ワクチンパスポート」の有無が子どもの将来になにか影響があっては困る…と懸念して、心配する気持ち…理解できます。「もしや、義務化?」というような様相まで漂っている現状に恐怖さえ感じるという声もあるのが事実。市長としての立場はもちろんのことですが、この件に対しては、ものすごく市長自身の人権感覚が問われるような気がしていて、大野さんから尋ねてもらったところ、「ワクチン接種については『接種する』『接種しない』で何か社会活動に差が出るようになってはならない。」という意思が表明されました。「ワクチンの接種を希望していても接種できない人たちもいる」ことも理解してもらわねばならない、「接種の有無により差別されるようなことがあってはならない」…繰り返し発言もしていきたいとのこと。ぜひ、そこは丁寧にでも発信をしてほしいと期待するものです。
新型コロナウイルスワクチンの接種については、多摩市でも予約なしで摂取できるような枠を設けること、また受験生優先接種についても実施する方向が示され、具体的には来週以降公表される予定です。そして、厚生労働省からは2回目接種を終了した人のうち、だいたい8ヵ月以上経過した人を対象にして追加接種…つまりは3回目接種を行うための体制整備についても説明会があったとの報告もありました。コロナ禍においてのワクチン接種が「集団免疫をつくる」と説明されていたことが、最近は「重症化を防ぐ」という風に何となく変わってきたのかなとか思ったりもします。いろいろと情報を見極めていくことは大切なことだなと…そんなことを思いながら、報道に接しています。
ぜひ、読んでほしい一冊とおススメいただいたので週末にかけて、読んでみたいと思います。知らないことだらけで、脳みそも能力もなかなか追いつかないなあと思う今日この頃です。