ワクチン接種会場になっている多摩センターのLINK FOREST(リンクフォレスト)にてシミュレーションが開催されるという案内があり、都合のつく議員総勢15名で見学をさせていただきました。市長副市長、教育長も見学にいらしていました。ワクチンがいつから供給されるのかしら…ということはさておきで、いつでも即対応できるようにしておかねばならず、そしてまた、まずは第一弾で65歳以上の市民約4万3千人の接種ということになりますので、ほんとに大変です。ワクチン接種だけが市の仕事ではないですから…とはいえ、これは、全庁あげてしっかり取り組んでいかねばならないと市長が発言している通りのことで…組織力とかチーム力も問われそう。
今日のシミュレーションも「接種に来た市民」役(予約制なのでだいたい一定時間にどのくらいの人数に対応しなければならないのかは何となく見込めるだろう)の職員さんもいたりして、正直…年度末の忙しい時期(多摩市だけではないし、忙しいのは年度末や年度初めだけとも言えないけれど)に各部署からの応援をかなりの人数得ながら、接種会場の設営から予診票のチェック、相談ブースなどなど、実際の状況を想定をし、動線などのチェックが行われていました。当日どんな対応をすればよいのか…医師会の先生もいらっしゃっていました。
配置する職員数は足りているのか、当初予定されていた通りの設営で良いのかどうかなどなど、ある意味、市民目線であったり、特には対応する職員の目線から状況確認を進めているようでした。
個人的には障がい者への対応、外国人への対応のことが気になっていたのですが、そこまではまだ準備しきれていなかったようです。コミュニケーションボードなど準備するとも聞いていたので、そのあたり…もちろん、動線を含めても検討されていくことも大事かなと思います。一つ一つ、案内掲示などの工夫も必要になります。
私たちの会派では高齢者の方々は、もちろん人にもよりけりですが、歩行スピードをはじめとして、相談対応の場面でも、一つひとつ所作を考えてもスロースピードであることを前提にしたほうがいいだろうと思っていますので、今、想定しているより、一人ひとりへの対応時間もかかりそうかなあなんて思いながら、見学をさせていただきました。
そして、筋肉注射ですから、腕を丸出ししなければなりませんし、実際に接種するブースについても個室にしておく必要もあり、外からは見えないような配慮することは当然で、今日はまだ仕切りに使うパーテーションが間に合っていないということで「丸見え」ブースになっていたのですが、もちろん接種開始までには間に合うように対応できることも確認してきました。
これは多摩市だけではないからなあ…と想像するだけで、すさまじいことになっていることがわかります。しかし、ワクチン接種についてはその安全性も含めて考える時、個々人が接種するかどうかの判断をしっかりと下していくことも必要ですし、既往症のある方でかかりつけのお医者さんがいらっしゃる方はそちらでの接種を選択するほうが安心かもしれません。「ワクチンさえ接種すれば…」で済むことなのかどうかも私にはわからないので、何とも言えませんが、私個人的には「ワクチン接種に対しては慎重にありたい」という立場で見極めていこうと考えています。
永山、桜ヶ丘の地域はそれぞれ駅前の公民館が集団接種の会場になります。また準備状況について事前見学ができそうなら足を運ぼうかと考えます。近所の方からもワクチンのことを尋ねられる機会も多いので。
今日は、午前中は朝からランチハーモニーのお弁当づくりの手伝いに入りました。ピアノの発表会が近いので「包丁は持たない」ということで…ゆで卵の皮むきとか、舞茸を手でさいたりする簡単なお仕事や盛り付けを。桜も満開に近づいてきて、今日はとってもいい陽気だったなあ。乞田川沿いを歩きたい。
春を感じられて、とにかくいろんな場所でお花が元気に色とりどりになってきて、うれしい。これは、マンションの有志のみなさんでやっている道路アダプトの花壇のムスカリです。「うわあ、きれいねえ」と会話をしてくださる声が聞こえてきてうれしい。しかし、緊急事態宣言が解除されても新規感染者は増えていますし、この状況…よく考えると、ほんとにおかしいですよね。子どもたちの説明できるようにしてほしい。高校生の春休み…「遊びに行ったって、いいじゃん!」という声が聞こえてくるわけで…。