議案説明、日医大多摩永山病院のこと、ワクチン接種。

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〇議案説明
今日は3月議会前の議案説明でした。本来なら毎年改定予定の国民健康保険料については運営協議会からの答申(や現況をさまざま考えあわせた中で見送ることにしたという報告がありました。現在も新型コロナウイルスの影響を勘案した減免も実施されていますが、市民生活の厳しさに目を向けた対応と言えると思います。一般会計から国民健康保険特別会計に対して行われる財政補填(繰出金)は増えることとなりますが、今年度末を見据えれば、新型コロナウイルス対応での支出で取り崩しをしてきた財政調整基金についても、もう一度「積戻し」ができるようになり、そこは「思ったよりも積み戻せた」というのが財政担当部長からの説明でしたので、そうした状況などなども考えあわせた前向きな対応ができたのかもしれません。

ちなみに、年度末に向けてはさらに国からも新型コロナウイルス対策への補助が予定されており、最大で約2億5千万円が市に交付されるとのことでした。今日、説明を受けた中では、「GO!GO!多摩」の第2弾の実施が予定されていることもわかりました。いわゆるキャッスレス決済の推進にもなっている取組みと思っていますが、3月下旬をめどにスタートし連休までを機関として実施したいという説明もありました。個人的には「なぜ auPAYなの?PayPayにしてほしい」という声も伺っておりますが、引き続き、多摩市のキャッシュレス推進キャンペーンは「auPAY」を通じて実施される予定です。まだ、キャッシュレス決済、やったことがないです…この機に一度トライしてみるかな…とか思ったりもしていますが、私はクレジットカードの決済でポイント貯めるのでいいかな。

また、2年間という期間を設けて「コロナ対策基金」が設置されることもわかりました。コロナ対策基金については2年後の状況を見て廃止するかどうかも判断されるのかなと思っていますが、そのころにはこのような基金の廃止がすんなりいくことを願うばかりです。この基金は「新型コロナ対策」という名目で国や都から多摩市に交付されている補助金の受け皿にもなるものです。

3月議会に向けては補正予算、次年度予算も含めた議案など盛りだくさん。議案説明の時だけで十分に説明されるものではありませんので、じっくり内容を見てみないといけないなと思っています。契約不成立になっていた図書館本館の再整備についても改めて契約を進めていくための段取りが整ったようですね。それにしても、中央公園の一部を切り崩すので、その土砂の扱いをどうするのかしら?…と思っていたところ、旧南永山小学校のグランドの保管をしておくのだとか。埋め戻しにも使うため…というのが理由です。でも、埋め戻しには一部を使うだけということなので、かなりの土砂がグランドに積まれることになりますね。あの公園を切り崩してしまうことには、やっぱり心が痛みます。

〇日医大永山病院のこと 院長先生がお見えになりました。
日医大永山病院の建替えについては、一旦は保留というか、先行きを少し見極めてというのか、現段階ではすぐに着手することが難しいと判断になっていることは周知のとおりです。学校法人日本医科大学として、11月末に理事長名で市長宛に提出した要望書(「建替えに伴う支援について」という依頼事項が列記されていました)がありますので、改めて、学校法人側の方針変更に基づいた内容の市長宛の文書が提出される運びになっているようです。
議会側としても、いろいろと検討しなければならないということも含め、議長にもお考えがあったようですが、当面はその行方を見守っていくような方向性に落ち着くようです。例えば特別委員会を設置するというようなことはしないという意味だと思っています。各会派の代表者とも協議をした結果です。ただ、この問題についてはいずれまた浮上してくると思いますし、それに向けた情報収集などは議会としても必要になると感じています。

実は当初予算でも日医大永山病院建て替えにも密接にかかわるUR局舎跡地(多摩市が旧東永山小学校跡地と交換します)に続く、市所有の法面に、急傾斜地崩壊対策工事を実施する予定でしたが、これも見合わせるということの報告もされました。予算案から削除するということです。

院長先生からのお話しは日医大多摩永山病院が力を入れて取り組んでいることの紹介、それから老朽化具合についても実際の写真を伴う説明でした。現場を担う職員の皆さんは約3割が市内に在住していて、ここで診療を継続できることを希望しているという言葉で締めくくられました。さまざまご努力を重ねられてきたことについては一定理解ができる内容でもありました。

多摩市版地域医療連携構想についてもざっと見直しをしていたのですが、少し時間的余裕もいただいた気がしますので、改めて勉強しておこうと思います。

〇新型コロナウイルスワクチン対応
新型コロナワクチン接種に対応するという特命を受けて2月から新たなチームが編成されています。担当課長より説明がありました。2月から着任されて…まだ15日目…ものすごい勢いでインプットされているに違いないと思うものです。昨日、ファイザー社のワクチンが薬事承認されたので(薬事承認される前にすでにワクチンが飛行機で運ばれてきていましたが)、昨日の今日ということではまだまだ詰め切れていないところも多そうです。ちょうど今日の午前中には接種会場となる関戸公民館でもシミュレーションが実施されたということでした。

ちなみに接種にあたっては、多摩市医師会に所属をする医師+人材派遣会社からの看護師+市職員というかたちで対応するようです。集団接種会場は駅前3か所。関戸公民館、永山公民館、KDDIのホールが予定されていることが改めて確認されました。

私は在住外国人への対応、また障がいをお持ちの方への対応などについて実際に問い合わせもいただいておりましたが…日本語の読解が難しい外国の方々への対応についてもこれから詰めていく…障がいをお持ちの方への対応(現場でのコミュニケーションに必要な手話対応をはじめとして)も今後、検討していくということのようでした。まずは医療従事者からの接種が始まり、その後、市民あてにワクチン接種に関する案内が送付される予定になっているようですが、日本語の理解が難しい方々などへの対応にも気配りをしてほしいものです。

予約についてはインターネット受付だけでなく、コールセンターでの受付も行われるとのことですが、どのようになっていくのか等などまだ詰め切れていないところもありそうでした。現場を担う自治体としては「国から示されていない具体的なことが多すぎる」という印象なのかもしれませんし、実際のところそうなのかなと理解していますが、「国から言われないからわかりません」とも言えず…今週、厚労省が実施するという3回目のオンライン会議もあるそうで、日々、いろいろな通知が来ては、それに基づき、自治体として間違いのない対応をするために張りつめて作業が行われているのだろうと察するばかり。

現場を任されたと言えば…聞こえはとてもいいですが、いろんな意味で全国自治体にはしわ寄せ…。これ、国の問題ですが。個人としては、「あくまでも任意接種です」ということを課長も強調してくださっていたことに安堵はしております。強制接種ではない、「でも、自治体としては勧奨する立場」にあるわけですが、「接種することへの理解と納得をしてもらえるように情報の提供などを進めていきたい」との姿勢も改めて明らかにされています。

さて、私は一般質問の通告書を最終段階まで整理をして、明日提出する予定です。「子ども子育て支援」大事にしていける多摩市でありたいと思っているので、それについて質問します。今回は確か、順番が早めだった気がする。明日、確認しておかないとなあ。

 抹茶味