直感を働かせるというのか…。「これ、いいかも!」という第一印象というのは何においても大切なことだと思っているのです。今日はこちらをいただきまして、「なんか、美味しそうかもしれない」と思いました。単なるカルアミルク?と思うわけですが、しかし、ネーミングが素敵。
「なんか、いいかも」
と手に取ってもらえるように、「これ、美味しそうかも!」と感じさせるような料理を作ってみたいもの。それには雰囲気というか、見た目もとても大事ですよね。きっと。
「なんか、いいかも」と直感が働いたところで、完璧にヒットするわけではなく、私の場合も「はずれ」のときも多くありますが、逆に言えば、「なんか、いいかも」と思ってもらえるようなものを創り出すことが能力なわけであって、やっぱり、クリエイターのみなさんって素晴らしい!と常に私にとっては大尊敬する対象でもあります。
ところで、地域活動は「しかめっ面」してやるものではないと思っていて、ボランティア活動も「楽しく行う」のが基本だと思っているのですが、そういうわけではないのでしょうか?…もちろん、有償、無償というのもあるのかもしれませんが、仮に有償だとしても、労働に見合った対価を得ているというよりは、「ありがとう」のささやかな気持ち程度の場合のほうが多いわけであって、そういう意味では、責任の伴う活動でもあるけれど、しかし、義務ではない…そこが「お金をもらって仕事をする」のとは大違いなのではないかと思うものです。
様々な活動経験のある方とお話をさせていただき感じるのは、せっかく継続してきた活動を次の世代にも継承しなければならないのに…見回してみると「次」がいないという話し。その焦りというのか、「どうしよう」という気持ちからなのか…だんだんとボランティア的地域活動が重荷になり負担になっているという現実ですね。そのために、「笑顔」出せなくなっているとしたら、そこは本末転倒ではないのか?と思ったりするのです。
新型コロナウイルス感染症への対応として地域活動もステイ状況にあり、今までの自分自身とか、暮らしを振り返る機会を得ているみなさんも多いのではないでしょうか。私は今まで以上に「分かち合う」ということを考えさせられたりしています。独り占めするよりも、誰かと「分け合う」こと、シェアできることっていいよね!・・・と思うので。「奪い合う」のではなく「分け合う」という発想で地域を考える時、あるいは税金の使い道を考える時、きっと今とは違う道筋が見えてくるのではないのか?という気がする今日この頃。
お目にかかった方に「最近はどう?」と言われるので、とりあえず、お伝えをするのは「今は、なかなか難しいなと思って」ということですね。まあ、そのあと、くどくどと補正予算を否決したこととか、決算審査を不認定したことやら、その理由を述べるわけなのですが、「へー!知らなかった」と言われることのほうが多いですね。当たり前のことですが。「将来困らないようにしてあげてほしい」と常に言われますね。「目の前のことしか考えられないようでは困る」とも言われます。子どもたちが大変にならないように…という気持ちのある方とお会いするとこちらも救われるような気持ちになるものです。
ということで、議会後の日常が戻ってきたなあと思います。本来なら10月や11月は視察のシーズンでもありますが、今年は視察はないので、個人で参加する研修会などで情報収集などを進めていこうと考え中です。しかし、今更ながら、クリエイター的能力というのは磨けそうにありませんね。これはまさにセンスの問題であって…。