<新型コロナウイルス>会派でまとめた意見のその先。

  

今日は国民健康保険に関する手続きがあったので窓口へ。透明のアクリル板、天井からは透明シート…お互いに感染しないような対応をしようという努力を受け止めつつ、そして、一人一人対応が終わったごとに消毒液をスプレーしてちゃんと机などを吹く係りのかたもおられるようでした。窓口でふと見ると…アクリル板の向こう側の筆記用具にも「消毒済みボールペン」というペン立て。そしてその向こう側に、私が使用したボールペン。これ「使用済みボールペン」ってなっていました。ちゃんと区別されていることに「対応◎」なんてことを確認できたのでした。

そうそう窓口で手続きするなんてこともないため、こういう機会に職員の皆さんの「窓口対応」が直接的に受けられるのは貴重すぎる。この間、市民課の窓口でも手続きをしましたが、職員のみなさんの窓口対応のスキルというのか、とても感じがいいなって思いました。

さて、今日は市議会で定例の災害対策連絡会があったので、私たちの会派も集合。会派の部屋で「密」にならないように、打ち合わせしました。「多摩市新型コロナウイルス感染症対策本部」と議会側の連絡会がどうも意思疎通うまくいっているような気もせず。やっとホームページにも見やすいように情報掲載されていますが、下記の件についても「新聞に情報が掲載されて初めて知った」というわけです。

(4月18日東京新聞朝刊)

新型コロナウイルス感染症の影響で融資等を受ける際に必要となる証明書類の発行手数料を無料にします

こうした情報、リリースする前に普通なら、ちゃんと議会に情報が来るんだけどなあ…と思います。もちろん、今は平常時とは違うとはいえ、だからこそ、コミュニケーションをより良くしておく必要があるわけで、そういう意味で気くばりとか心遣いとかっていう範囲ではなく、情報伝達の重要性があまり理解されていないとすると残念…。

なんてことを思いつつ、今日は各会派の代表で構成される災害対策連絡会も「密」を避けるために傍聴なしでした。代わりに先週末に、会派で急遽集まって協議をしていて、それをまた週末にかけてまとめました。今日までに会派内で議論し、会派内でまとまったことだけを問題意識的にまとめたものになっています。

議員個人あるいは会派で要望書を出すということも可能と言えば可能。でも、私たちは、議会には議会内に連絡会が設置されていることを思うと、「議長を通じて市長に出す」というかたちにするのが望ましいと考えたのでした。今までの流れを見ていると、どうしても連絡会全体の時間をなるべく短縮させるという配慮も含め、出た意見をとにかく集めるだけ集めて、あとはそれをメモしてくれた議会事務局長に「よろしく」とお願いして終わってしまう形。議会事務局長が市側の対策本部に出席するとはいえ、それでは何とも味気なく…伝える(だけ?)…その後は?…と思えてならなかったのです。そこで、市長宛の要望書という設えを作成してみました。口頭で要望を述べるよりも活字にしようと考えたのは、今のこの状態だと「伝言ゲーム」になりかねないと危惧したことと、市側にも活字で伝えたほうが、回答をもらいやすいかなと思ったため。

新型コロナウイルス感染症対応に関する緊急要望20200420版確定

ということで、今日の連絡会に対する準備のために、週末も市内のパチンコ店調査をしたり(開店しているかどうかなどをチェック)、あるいはヒアリングなどをしておりました。その合間に、ウオーキングでリフレッシュ!

 

結果的には今日の連絡会で、議長と副議長のリーダーシップのもと、できるだけ「議会要望」というかたちでまとめられるところはまとめていくほうがいい…という流れになったそうです。私たちの会派としてまとめた緊急要望が「たたき台」になったのは、喜ばしいことです。「できればなるべく正確に考えや意見を伝えたい」というだけで、たまたま私たちは活字化してみただけの話で、今日の連絡会でも私たち会派の要望事項と重なる点で問題意識を述べられていた会派代表の方もいらっしゃったそうです。

もちろん、この緊急要望の内容すべてが議会要望になるわけではないと思っているので、議会要望として現段階では議会合意が図られなかったものの扱いについてはどうするか?は次に考えます。会派でまとめた意見があってその先は…やっぱり、議会全体に合意を求め、合意を取り付けていく努力は怠らず続けていきたいですね。いずれにせよ、「議会としての意見」をまとめようという努力ができる多摩市議会の風土が感じられたことはうれしいことでした。

 

多摩市における感染者発生時の公表の考え方

これが今日、新着情報の一つとして掲載されています。もちろん、新型コロナウイルス関連含めた他のことも新着情報で掲載されているものもありますので、それはこちらからチェックをお願いします!

府中市の高野律雄市長がSNSを通じて、現況について情報を開示されていて、これには目が丸くなりました。人権には配慮しなければならないという当然のことを守りながら、しかし、市民の不安や心配の声に応えようとする姿勢にエールを送りたいです。また、今日は多摩市の子ども家庭支援センター「たまっこ」からも「たまっコール」の告知がされていて、私のフェイスブックページでもシェアしていますが、すごく心があったかくなりました。

【たまっコールのお知らせ】

コロナウィルス感染拡大防止のため、たまっこのひろばがお休みになって、もう何週間もたちました。
新年度になって「子育て総合センターたまっこ」も
「子ども家庭支援センターたまっこ」に名前が変わりました。

皆さん、お元気ですか?
困っていることはありませんか?

昨年度ひろばをご利用ただいた方を中心に、
ひろばのスタッフからお電話したいと思います。
「たまっこコール」略して「たまっコール」
(って、あんまり略してないww)

順番にお電話する予定です。
ご不在の場合は留守番電話にメッセージ入れさせていただきますね。
また、対象人数が多いため、全員にご連絡する前に開館になってしまうかも。
(早く、安全にひろばオープンできるなら、それはそれでうれしいですし!)

電話が来るのを待っていられない、とか、お話ししたいことがある方は、
ぜひお電話くださいね。
話し中の時も、つながらないとあきらめずにかけなおしてください!

スタッフ一同、感染予防を心がけ、皆様とお目にかかれる日が来るのを、楽しみに楽しみに待っています。

子ども家庭支援センター たまっこ
子育てひろば スタッフ一同
042-375-0104

いろんな制限や制約がある中で、でも、できることを精一杯やろうとする。その姿勢、姿には心打たれます。ありがとうございます。

 

それから、こちらも市ホームページで見落としてしまうかもしれません。もし、関係するかなあ、必要ではないのかなあ…というお知り合いがいらっしゃったら、お伝えください!これも、今日の明日・・・という締め切り日が設定されているのでちょっとキツイ。でも、おそらく市の担当者もギリギリというのか、ものすごいタイトなスケジュールが示された中で行動しているのだと思います。そのことは市民の皆さまにもご理解いただけるとありがたいです。

医療的ケア児、人工呼吸器・気管切開患者のご家庭における手指消毒用エタノール有償配布について

新型コロナウイルスへの対策、国の補正予算が成立、都の補正予算も議論されていき、その後、具体的に地域ごとに実行していかなければならないときには市も補正予算を組んでいくことになる。国や都の動きを見つつ、市が今、やらねばならないこと、取り組んでいかなければならないことを考えていく。そのためにも可能な範囲で市民の皆さんからのお声も集めていきたいと思います。ぜひ、ご意見などお寄せください。