人がいるところには…人がむしろ集まっているのではないのか…と感じる場所もあり、しかし、人通りが少ないかな?と感じたりする場面もあり。
ただ、今日はここ数日と比べて、とてもいいお天気で暖かくて、近くの公園を見て回りましたが、子どもたちは賑やかに遊んでいました。中学生は午後3時までは外出しないでと言われている場合もあるようで、ぴったり、その時間付近になると、近所にわらわらと中学生の姿を見かけるようになるという。のびのびと遊んでいる子どもたちを見ると(春休みは宿題もほぼ無い)、心救われます。
学校内にある学童クラブも、校長先生の理解もありグランドを使用できるようになったり、体育館のどうぞご利用くださいと配慮されている場合も多いのかな…、児童館と併設している学童クラブでは閉館中の児童館のお部屋を利用しながら、「1メートル以上離れて過ごす」の心がけは行われている様子。しかし、現実的ではないですね。子どもたちが1メートル以上離れて、その時間をということで、空間に余裕が生み出される分、なるべく子どもたちどうしの間隔をあけて座る等などいろいろと対応している様子です。
保護者の方は在宅にて勤務ということもあるようですが、在宅勤務になり、そして、保育園なり学童クラブなりに子どもを預けることも自粛している場合のことを思えば、「勤務」なんて状態とは隔たりがあるに違いないと思います。小学校の高学年や中学生など子どもがある程度、大きければまだしも。在宅で勤務しようにも、仕事にならないはずです。
学童クラブは年度の切り替え時期。3月31日まで保育園には通っている子どもが、4月1日から学童クラブに通うことになり…そのためのいろんな準備をする時間が確保しきれていないようですね。職員同士の打ち合わせをする時間がとれない。これはとても悩みだと思います。今の時期、4月1日から新しく入所する子どもたちの面談の時期でもありますし、ホント、大変。察するばかりです。そして、ここ1か月…パートあるいはアルバイト収入で生計を立てていた方でお仕事がなくなり、収入が厳しくなってしまったご家庭もあると。予定はしていなかったけれど、ここで学童クラブをひとまず退所(学童クラブ費を支払うこともきつい)というケースもあることも伺いました。
いろんなしわ寄せ。
そういえば、学童クラブへの委託料についても、予定外に開所時間が増えていますので、考えていくべき課題ではないかと思っています。少なくとも、現在の委託料の中で対応…と施設側に求めていくのもまた厳しいのではないかしら。
でも、学童クラブの見学をさせていただくとスタッフの皆さんの奮闘ぶりが伝わってきます。施設長さんはスタッフの確保というか、シフトを組むこともまた大変そう。でも、子どもたちを目の前にして、弱音を吐くことはなく、この状況で最善を尽くそうとされているような気がするのです。児童館の職員さんたちは日常、対応しきれていない雑務をこなされていると伺っています。現場の状況、必死です。この現況を市の幹部のみなさんはどこまで現場の空気感を共有くださっているのでしょうか。「現場は現場に任せている」…確かにそれもそのとおり。そうかもしれない。でも、少しの時間かもしれないけれど、現場に足を運ぶこと、そして、ちょっとでもいいから話を聞くこと、大事だと思う。百聞は一見に如かずなのです。
文科省も…いろいろ通知を出しております。(本日はQ&A…今日の時点で)