お天気に恵まれた週末。

今週末も秋を感じる週末でした。

三市収益事業組合からのご縁があり、日野市議会で長年ご活躍された江口和雄さんの旭日小綬章受賞祝賀会にお招きをいただいたので出席。人とのご縁を大切にしながら、活動をされてきて、そのつながりこそが財産だとお話しされていたことが印象的でした。おめでとうございます。150人ほどの方が集まっていたそうです。盛大でした。

 

乞田地域の秋そば祭り。4月まで一緒に市議会で活動していた増田匠前議員からお声をかけていただき、今年も参加しました。前日は地域の皆さんで小麦粉50キログラムからの「多摩そばづくり」…そばと言っても、昔はそば粉を手に入れることがなかなか困難で、小麦粉からつくった麺…つまりはうどんの生地をそばの太さに切りそろえたものだったとのこと。その伝統をつなぐ行事でもあり、秋ナスときのこたっぷり(きのこは地域の皆さんで山梨や長野方面に収穫に行っている)のおつゆにつけていただきます。

毎年、この行事を楽しみにして、地域外からも多くの皆さんがお越しになる行事の一つでもあり。小麦粉50キログラムからの麺づくりは、朝8時から夕方は6時くらいまでかかったと伺っていますが、地域のみなさんには整理券が配布され、ふるまわれるのです。

そして、恒例のお餅つき。消防団長が気合を入れて、餅つきしている姿が印象的でした。乞田地域の行事には消防団で言えば第7分団のみなさんが常に何らかの形で協力をされています。消防団の活動というのが地域と密接不可分であることがわかるわけですが、団員の皆さんが日程のやり売りを含め、お互いに協力しつつ、最大限地域行事にも参加する体制をとっておられるので頭が下がります。秋のシーズンはそれぞれ自治会など地域での防災訓練もあり、やはり消防団はみなさん協力されるわけで…要するに、週末に本業から離れ、ほっと一息ついている間もないわけです。このところ台風、大雨などなど消防団の皆さんはそれこそ休む暇なし。ありがたいですね。

  

秋そば祭りと同時開催で乞田ふれあい館では地域の皆さんの作品展があり、また、多摩市民文化祭ということで、聖蹟桜ヶ丘の関戸公民館ではギャラリーにて手編みサークルのみなさんによる作品展、パルテノン多摩では華道連盟のみなさんの作品展、市民美術作品展なども開催中。

  

毎年のように力作ぞろい。華道連盟の方とお話をさせていただいた際、お花を生ける時に「向き合う」とおっしゃっていたのがとても心に残ります。作品をつくるというのは「向き合う」作業。「自分の心に向き合うこと」が最も求められることかもしれませんね。もちろん、花材にも向き合うのだと思いますが、ただ単に「見た目の良さ」だけをつくる以上に、心を整えながら作品を仕上げていくのだと思われます。小学生の華道教室は参加者が初心者とのことですが、そうは思えない素敵な作品が並んでおりました。

今回は、ピン!と背筋を正さなくっちゃと思わせてくれるような、スッとしたフォルムのある作品に魅かれました。

心の中にあるイメージや風景を花材で表現する技術。自分にはできないことなので、「いいなあ」って思います。

市民美術作品展。「多摩市議会議長賞」を選ぶために、ここ2年ほどは頭を悩ませたわけなのですが、今回は気持ちを楽にしながら、数多くの作品を見ることができました。この木版画が気に入りました。かわいらしい。

 

多摩センターは恒例のハロウィンで大盛況。市民美術作品展の入り口のところでは木版画のかわいらしいポストカード、その場で作ってくださいました。さっそく机に飾りました。

 

盛りだくさんの秋イベントで、民謡を聞きに行ったり、なぎなた大会を見せていただいたり、ラグビーワールドカップ観戦会に参加をして、そして、実はその合間で、市民の方とお目にかかり、恒例の方のご無事を確認したり。

いろいろ…。

そして、週明けに予定している集まりで「地方議会の実践の現場から」とスピーチをさせていただく機会があるので、その準備をしなければいけないのに、全くできていなかったり…。パワーポイントでスライドを作り始めたら、なかなか思い通りにいかず、ぴたりと作業を辞めてしまいまして、気が向く前にブログを書いているというわけでした。

とりあえず、明日の発表までに何かを作らないといけない。そんな自転車操業のような日々を送っているときに、やっと「秋号」のニュースも完成しましたので、また、アップいたします。