元気アップトレーニング!介護予防。

月に2回、定例で開催している元気アップトレーニング。多摩市の介護予防リーダー養成講座を受講して、卒業されたみなさんが主宰し、3年ほど前から実施しています。なかなか行く機会がなかったのですが、やっと今日…見学をさせていただきました。

40名以上の方が参加されていました。参加者が増えつつあるということで、会場は満員に近い状況。激しくトレーニングをするわけではないのですが、会場面積も考えると、どこかで定員を設けるしかなくなるのかも…と思います。参加者の皆さんは毎週実施してほしいという希望もあるようですが、こうした場を運営していくのも大変なことで、この会では月に2回にしているそうです。

多摩市では、介護リーダーとして活動する際、こうした介護予防体操の場を毎週実施してほしいと要請するようですが、しかし義務ではなく、活動するかどうかはご本人次第ということのよう。せっかく介護予防リーダーになっても活動されていない方もいるという話しは以前にも聞いたことがありますが、もったいないなと思ったりします。しかし、やっぱり、毎週実施というのは、なかなか運営者側の負担も大きい気がします。

そんなわけで、今日参加をしたマンションの集会施設で実施されている会は月に2回定例。社会福祉協議会の「サロン」として登録し、活動をされているそうです。介護予防体操のみならず、リンパマッサージなど、いろいろと工夫されたプログラムがあり、参加者の皆さんと楽しく会話をしながら1時間半、たっぷりと体操を実施。結構、汗をかくのです。

そして、今日はたまたまお食事会つき。貝取にある「遊夢」さんからのお弁当が運ばれてきました。お食事会は希望者のみですが、体操を終えた後のお楽しみプログラム。地域の方が人数分(40個以上!)の水まんじゅうを手づくりで差し入れてくださるという…おいしかった。とても和やかなおしゃべりのできるひとときでもありました。

さらに、お食事と歓談が一息ついたときには…「喉トレ」ということで、みんなで喉のトレーニング=歌。歌と言っても、民謡と「笑いヨガの詩」(これは詩吟の先生が作って下さった)をみんなで歌いましたが、これもなかなかよかった。声を出すというのは大切なことですね。カラオケもいいですが、民謡を歌ったり、詩吟風なのもとてもいい。

「この会は他の体操教室と違って、楽しく参加できる」という感想、「自分ではなかなかやらないから、せめて月に2回だけでもトレーニングをやって、身体の状況を確認している」という声などを聴くことができました。やはり、回数を増やしてほしいという希望もあるようです。他の地域では、介護予防リーダーさんが頑張っていて、週に2回やっているところもあると聞いて、びっくり。

この会を主宰する介護予防リーダーさんたちは「自分たちも楽しんで関わっていきたい。ボランティアだから。」とおっしゃっていました。確かに…ですね。ボランティアすることが辛くなってしまうことは避けたいですし、そうなると継続することも難しくなりますね。

そういう意味では、介護予防リーダーさんたちが気軽に地域で活動できるような後押しも必要かもしれない。地域で何かを始めるというのは、一歩踏み出すことがなかなか大変でハードルが高いということを感じます。「場づくり」の支援などについても実は行政でいかに取組んでいくか、必要になる視点かもしれません。「はい、やってください!」だけではなかなか上手くいかない場合も。

いずれにせよ、介護予防の体操…今日の体操に参加し、「私なんて縁遠い話」とは言っていられない気がしましたので、また参加できるときにはぜひ参加したいと思っています。最近はやっぱり運動不足なんだわ・・・・と感じましたし、ストレッチなどもこうした場で仲間と一緒に取組めるというのが気軽でいいなと思ったのでした。家でもやる…というのはホント、難しくて3日坊主になりがちですので…。