今日は議会事務局長と職員さんと一緒に中央大学へ。今、先進的に議会改革(改革というのかわからないが)に取り組んでいる事例として、「大学連携」があり、多摩市議会でも模索をしつつあります。もちろん市内の大学も…ということで挨拶回りをしてみたり、個人的にも何かの時にはひょっこりと出かけて行って大学の方にご挨拶をしたり…としています。いろいろとご縁をつなぎつつ、来年には市内大学にも協力をいただいて、大学生との意見交換会も予定しています。何でもかんでも一足飛びにとはいきませんが、議会運営委員会での協議などを踏まえながら、議会事務局が大学側事務局と調整をし、少しずつ少しずつ進んでいるなあと感じています。
その一環で、今日は中央大学へ訪問をしてまいりました。というのも、昨年、神奈川県大和市議会が中央大学と連携をしています。大和市議会の木村議長さんとは基地協議会でお目にかかる機会があり、「中央大学と連携協定を結ぶ」というお話しを直接伺っていました。もちろん「一体、どんなふうに?」と思うわけですが、その’きっかけ’というのは…木村議長が中央大学の卒業生だったことにもありそうでした。そして、木村議長は「どうやればいいかなんて迷っているよりは、まずは、大学に挨拶に行ってみるといいよ」というアドバイスを下さり、そこは、私の細い縁をつなげるかたちで、大学とのコンタクトを取り、「まずは、ご挨拶から。」と足を運んでみたのでした。
中央大学は地方公務員をめざす学生も多いですし、多摩市に住んでいる学生さんも多いですし、もともと公共政策に関わるような分野を専門とする学部や学科もありますし…市議会との連携は学生さんにとってもメリットがあるのではないかな?と思われますが、何しろ私たち市議会側だけで勝手に想像していても仕方ないわけで、大学側のニーズについてもきちんと把握しておく必要もあり、とにかく、今日は「まずは挨拶」ということで、1時間ほど意見交換をさせていただきました。その後、大学の図書館も見せていただきました。「ああ、懐かしい!」…大学時代にレポートを書くために通っていた書棚はそのままの場所にあって、ホント懐かし過ぎました。卒業生も利用できるということなので、今度、利用登録しようかなあ。でも、レファレンスサービスとか、オンラインデータベースは利用できないのが残念なんですけれど。
大学と市議会の連携事例にも「議員が大学図書館を利用できる」というのがあるのですが、レファレンスサービスなども利用できるようになれば、とても有効なんだろうなあ…と思われます。大学側は図書の利用までは認めて下さるようですが、その意味では当然ながら「学生優先」になるわけで、レファレンスなどまでの開放はしていないのが現状のよう。
それにしても、たまたま中高の同級生が中央大学の図書館で仕事をしていることを思い出したのは、偶然にばったりと出会えたから…。それに加えて、顔見知りというか、これまた同級生だった中大職員さんともばったり出会うという・・・みんな元気に仕事しているなあという姿に私も元気を分けてもらい、今日の大学訪問は私にとっては「うれしい!」という気持ちが幾重にも重なった感じ。
ところで、大学の地域貢献…ということでは、学校にも「社会連携」という部署が設けられているのにも注目ですね。「市議会との連携」というのはまだまだ新しいカタチでもあり、進めていくとしてもいろいろ検討事項などありそうですが、市議会活動の発展とか新たな展開という意味では取り組む価値があると考えます。
帰りがけ…せっかくなので、ヒルトップにて懐かしい「四季」でランチタイム。その後、お土産には饅頭ではなく羊羹を選んでみました。この羊羹はどこで製造されているモノなのかが知りたい。饅頭、チョコレート、クッキーなどは製造しているところが書いてあるのに、羊羹だけはどこの製品なのかがわからなかった。でも、北海道産小豆使用って書いてあるのに魅かれました。
<まとめ>今日はまずは動いてみるの1回目。市議会と大学の連携については、私たち市議会側でどうやって進めていくのか?についてももう少し議論を深めていくことも必要だと考えていますが、いずれにせよ、連携の相手側である大学側の意向あるいはニーズについても丁寧に汲み取っていくことが大切。それに加えて、議員というのは4年に1度の改選があるわけで、そういう意味では、議会事務局と大学側事務局とがどうつながっていくか?という視点が必要不可欠だと思われます。…と私は考えているので、「継続性」をどうつないでいくか?という観点から、議会事務局側の体制も整えつつ、前向きに進めていきたいものです。
何はともあれ、一気に「動けば変わる」にはならないわけですが、動かなければ何も変わらない、変わるものも変わらないと思われるので、やっぱり「行動してみる」って大事だなあと感じた昼下がりでした!