何度聞いても正式名称が覚えられない「多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会」の年一度の総会と要請行動を行いました。議長公務です。この協議会の会員は多摩川沿い・・・下流から・・・狛江市、調布市、稲城市、多摩市、府中市、国立市、日野市、立川市の市長と議長がメンバーになっています。聞くところによると、この協議会の呼びかけ人は多摩市の名誉市民の臼井千秋元市長たったそう。昭和55年=1980年に発足したそうです。今年は国立市が会長市になっておられ、事務局を担当されています。毎年持ち回りでやっているので、また数年たてば多摩市の都市整備部も会長を引き受けなければならないのでしょうね。
全て事務レベル、担当者どうしでの連絡調整が終わっていて、議長や市長は年に一度、毎年変わらずの京王プラザホテル新宿で総会を開き、その後、まずは東京都に要望書を私、その後、国土交通大臣への面会を求めて直接要望書を手渡すというのが段取りです。昨年は国交省は石井啓一大臣にお目にかかることが出来ましたが、今回は牧野たかお副大臣との面会でした。
総会を終えた後、都に対して要請行動。市長議長がズラリと並び、相対する東京都も関係者がズラリ・・・。会長の永見国立市長から都建設局道路監へ要望書を手渡し、また、その後、ちょっとした意見交換というか会長が代表して挨拶や説明をし、東京都側も一言でいえば「努力いたします。」と表明されました。
こちら、国交省の副大臣室です。不思議な記念撮影というのか、市長たちが牧野副大臣を中心にしてズラリと並んで写真を撮りました。そして、私たち議長も同じ構図で記念撮影をするという…。
今回は国立市を地盤とされている小田原潔衆議にとりもっていただいたので、小田原議員も同席下さり、永見国立市長から陳情内容の説明などを行いました。とにもかくにも大臣、副大臣に直接お目にかかれることそのものが大層なことと思っておりますが、面会できる時間が「10分」というわけなので、ものすごく駆け足で、その間に記念撮影までやってしまう段取りがすごい。大臣副大臣ともなると、こうした来客対応でも忙しいのでしょうね。私たちの後にも、議員バッジをつけたグループの皆さんが控えておられました。
ちなみに、要望書の内容は
①関戸橋の架け替えについては必要な財源の重点配分。
②日野橋の架け替えについて早期の事業化と財源の重点配分。
③(仮称)第二多摩水道橋と関連するアクセス道路整備の事業の具体化と財源の重点配分。
④(仮称)富士見四ツ谷橋と関連するアクセス道路の整備の早期事業化を財源の重点配分。
⑤多摩水道橋の関連道路整備事業の早期事業化と財源の重点配分。
という感じです。事業化をしていくのは東京都、事業化された暁にはその財源の重点配分を国にお願いしたい…ということになっています。多摩市としては①ですね。関戸橋の架け替えについて、順調に着手し進めることができているので、国の資金援助が途絶えることのないように市長から念押しでお願いをさせていただきました。
ところで、私はこの協議会に臨むにあたり、担当所管がレクチャーをして下さいます。協議会の内容、式次第など資料を持参してくださるので事前に目も通し、俄仕立てながら何となく頭では理解することができています。「多摩市は(多摩市の行政は)、そんなことしてくれるんだ」と他市の議長さんから言われましたが、そう、意外と、多摩市の職員さんというか特に都市整備部の職員さんはとても丁寧なんですよね。同じ多摩市役所の中でも部ごとにカラーが違うのですが、都市整備部は議会対応という意味で言えば、かなり気遣いもあり、議員への説明を大切にする伝統文化がありそうです。
地味に多摩市議会のフェイスブックページも更新中ですので、たまにのぞいてくださるとうれしいです・・・。