毎年、春と秋に交通安全週間がありますが、それにあわせて優良運転者あるいは交通安全に関する功労者の表彰が行われます。表彰式は多摩中央署で開催され、多摩市と稲城市の市長と議長がそれぞれ来賓として出席しています。一般的にも、そもそも警察署に足を運ぶこと自体、緊張するわけですが、表彰式の会場に流れている厳かな感じ…受賞者の皆さんもとても緊張されるだろうなあと思います。ピリリっとする空気感、私は嫌いではないです。警察官の皆さんの立ち姿ってホント…姿勢が良すぎてビックリします。
今回の表彰では、多摩稲城交通安全協会が警視総監より感謝状を贈呈されまして、それもまたうれしいことでした。こうした活動も担い手の継続が今後の課題になっていくのかなあと思ったりしますが、交通安全の意識啓発等など、警察だけではできないわけですし、かといって行政だけでできるものでもなし、こうした協会の皆さんの協力合って成り立っているのだと気がつかされます。ホント、多くの方が安全安心なまちの環境を維持するために協力しているのだなと思うわけです。バスやタクシーはもちろんのことですが、各事業所、職場等において交通安全意識を高めるための講習会などが開催されていて、「交通安全なんてわかってる」とか「講習会、なんかめんどくさい」とか一瞬思ったりもするわけですが、しかし「わかっていることかもしれないけれど、でも、交通安全講習を受ける」ことの必要性は高いと感じる今日この頃。私もようやく運転免許取得して5年目を迎えております。
多摩稲城交通安全協会の会長さん(写真)、挨拶の中で「みなさんの協力があって」ということをとても強調されていて、「引き続き、支援してほしい」って述べられていました。
ちなみに、表彰式では市長を代表し多摩市の阿部市長、議長を代表し稲城市の北浜議長がそれぞれ来賓挨拶。北浜議長は遠出をするときには、きちんとルートを調べて、20分以上の余裕をもって出かける・・・っておっしゃっていました。私は車で遠出をすることはないのですが、ついつい車だから・・・という気持ちになってしまい、出かける時間がギリギリになって慌ててしまうことも多いので、その心がけを見習わねばって思いました。(どうでもいいことですが、この表彰式の後に開催された多摩稲城交通安全協会の懇親会では、稲城市の高橋市長と私が挨拶を述べさせていただきました。やはりいつもながらの、懇親会場は京王プラザホテル多摩の金屏風に緊張しました。)
さて、多摩市には「交通安全計画」というものが存在しております。しかも「第10次」となっているように、その歴史を感じられる計画。ここには「究極的には交通事故のない社会をめざす。」が目標です。ちなみに、「多摩市交通安全対策会議」というのは年に1度だけ開催される会議になっておりますが、議事録を読むと結構、勉強になります。
…以下、オマケの写真。
多摩中央署の斉藤署長さんの挨拶、稲城市の高橋市長さんの挨拶…ここまで、すごく重厚感がある。
そして、引き続いて…私(北浜稲城市議会議長が撮影して下さいました)…。
多摩稲城交通安全協会の会長さん。戦争を経験されているので「食」について、いろいろと考え、感じることが多いとお話し下さいました。今、多摩市内にも広がっている「誰でも食堂」のことも気にかけてくださってます。