他市で選挙を手伝って見えてくることがいくつかあり、おもしろいなと思うのは…町田市の場合、私がずっと応援している森本くんの場合と言う方が正確かもしれませんが…選挙カーに乗っている間、他候補にはまったくすれ違わないということです。そのくらい、町田市の市域面積が広いということを物語っているような気がします。なので、森本くんの活動はご自身がお住まいの地域に「限定」されていて、それ以外の地域にまで活動エリアを広げないというわけです。
多摩市の場合を考えると、政党に所属し、地域の区分けがしっかりとされ「活動エリア」が決められている場合は別にしても、いずれの議員もどちらかといえば活動エリアとしては「全域」を対象としている人が多いと思います。もちろん、自分の住んでいる地域を中心にしながら…ということはありますが、しかし選挙活動の際に「そこ」だけにこだわっている人は少なさそうな。多摩市で市議会議員の選挙をやる場合と比較して、こんなにも他候補に遭遇しないのが不思議で仕方がないのが町田市の選挙です。やはり市域面積の広さというのは選挙をするときの候補者のスタイルにも関り、さらにはそのことが議会における議員の活動にもつながってくるだろうなあと思うわけです。「地域地区代表」の色合い濃く議員も活動を進めているのだろうと感じます。多少なりとも多摩市議会でも「地域地区」を感じさせるような話題が提供される場合もありますが、どちらかというと「市政全体の課題」として話題提供成されることの方が多いですね。
多摩市議会に視察調査にいらっしゃる議会の皆さんとお話しをしていても、「町会・自治会」を基盤にして活動していると話されている方が多い自治体議会とそうではないところがあり、やはり政治文化というか、その自治体ごとの議会文化というのは地域ごとに全く異なり、歴史や風土に大きく影響を受けるなと感じますが、町田市の森本せいや候補の支援に入り、改めてそのこと実感しました。
今日は午後から、市長選市議補選の立候補予定者に対する説明会がありましたので出席してまいりました。決して、興味本位ということではなくいろいろ考えさせられることも多くあり、議会でも仲間を増やしていく必要性を感じていますので、市議補選に立候補したいと相談を受けた後輩と一緒に出席しました。来週月曜日から少しずつ宣伝活動などもしていく予定です。仮に立候補するとなれば…投票日が誕生日の3日前ということになりますが、「25歳」ですので、私が議員に初当選したときの年齢と同じ。地方議会は人材不足とも言われる中、若い世代が議会に挑戦したいと思ってくれるだけでありがたいですね。「志は高く、しかし活動は地道に」とコツコツと努力を積み重ねていくことが私が一緒に活動するときに何よりも大事にしたいことだなと思っています。
夕刻から久しぶりにハーモニークラブ(誰でも食堂をやっている「ハーモニーカフェ」の運営グループ)の定例ミーティングに出席。地域で子どもの居場所をどうやって作っていこうかとアイデアなどが出されました。アイデアがたくさん出されるってすごく楽しいことで、もちろん出されたものすべてが実行され、実践されるわけではありませんが、いろんなアイデアがあってこそ、議論が盛り上がり、さらに内容が深まっていくと考えています。
議会での議論もそうあってほしい…。行政は「決まった一つ」のアイデアを提案すること(決めるまでにはいろんな議論をしているはずですが)が多く、決まったことについてはよほどのことがない限り「変える」ことを良しとしないわけですが、しかし「モノ」「コト」によっては、少し異なったスタイルで議論を深めることができないものか?と思います。議員になった頃「古びた前例、しみついた慣習を変えてほしい」と言われたことを今でも思い出します。
市役所のロビーでは「家族になった猫たち」写真展が行われています。先だって、関戸公民館のギャラリーで開催された際に足を運べなかったので、私にとっては気軽に見ることができてありがたい。私には猫ちゃんのお世話までは手が回らないのですが。たくさんの猫ちゃんが助けられているんだなあと思ってしみじみと写真を拝見いたしました。
それにしても選挙活動というのは、いつも人手不足…と言いますか、明日も森本くんのところに支援に入る予定です…。町田市は小野路のあたりなど、町田市から多摩市境へ行く!というのもまた不思議な感じがします。普段、通行したことのない場所へ行くのもまた選挙を手伝うときの楽しみの一つですね。