今週末はポスティングをしたり、市民の方とお会いしたり、エコフェスタに足を運んだり、そして…議長公務としては「手をつなぐおやの会」新年会と桜ヶ丘中央商店会さんの賀詞交歓会へ。
手をつなぐ親の会の新年会は毎年のことですが、全議員がお招きにあずかり、おそらく欠席者の方が数が少ないのではないか?と思うくらい議員の参加率が高いです。議員がズラリ勢ぞろいするような場で挨拶をすることほど緊張することはありません。私は、サラッときれいな言葉で並べ立てて挨拶をするのはとても苦手。
ですので、「障がいがあってもなくても共に」…言葉でいうほど簡単ではないけれど、でも、議会としても努力をしていきたいと思う…と述べさせていただきました。
スペシャルゲストは元タカラジェンヌ植野葉子さん。すばらしい歌唱力と表現力をご披露くださいました。やなせたかしさんの詩の朗読に、心がしんみりとなりながら…「手のひらを太陽に」をみんなで楽しく合唱し、大盛り上がり。植野さんは会員(植野さんと一緒に詩を朗読してるパパ)と同級生だとか!とても楽しいひとときをみなさんとともに過ごし、幸せな時間でした。
その後、パルテノン多摩で行われていたエコフェスタへ。こちらも毎年パワーアップしている感じ。
多摩第一小や連光寺小の発表ブースでは多摩市教育委員会が進めるESDを牽引するだけあって、子どもたちの興味や関心、好奇心をどんどん広げる学びの展開を感じさせる力作。「子どもたちの力」ってホント可能性に秘めているなあとしみじみと考えさせられます。「学ぶって楽しい!」を実感できる授業に出会えた子どもたちは幸せですね。
工作コーナーも大人気。今回は時間を気にして参加しませんでしたが、「多摩めかいの会」のみなさんにいつか「めかい」を教えていただきたいと思いながら早○年がすぎておりますが、また永山フェスティバルの時などでチャレンジしたいと思っています。「からきだの道の会」の展示コーナーには蝶々の標本がありました。地域の方が採集したものだと言います。地域の小学校に寄付しようかなあと言う話しになっていると伺いました。こちらのグループの皆さんは地域の先生として大松台小学校3年生に「かぶとむし」のことをお話されているそうです。今年は、それをさらに深め、「かぶとむし」から「雑木林」へと話しをつなげ、「生物循環」のことを子どもたちと一緒に考えていくような授業展開を企画しているとのこと。一緒に、授業を受けてみたいですね。子どもたちの反応も見てみたい。
地域で活動されている市民がお持ちの専門的知識、得意分野など技能を学校教育に活かすこと等…私が子どもの頃にはなかったですね。せいぜい、地域の人が「昔話」を語りに来てくれるくらいのことはあったのかもしれませんが、少なくとも私の記憶の中には残っていません。多摩第一小学校、連光寺小学校もそうですが、地域の先生たちが子どもたちとふれあい、ともに地域のことを学びあっていくような授業…とても貴重な経験であり体験になることと思います。ある意味、地域の大人と子どもとの「出会い」の場にもなっているでしょう。子どもたちにとっては「住んでいる地域の暮らし」を考えるきっかけにもなることでしょうね。子どもたちは授業(4月からはじまる道徳など)で「郷土愛」などと強要されなくても、こうした豊かな授業を通じて、地域への愛着を育んでいくのだと…私はそう思います。
夕刻からは聖蹟桜ヶ丘の「ウブリアーコ」さんでの桜ヶ丘中央商店会賀詞交歓会。ランチで一度くらい来たことがあったかな?と思いますが、「いいな。うらやましい。」という家人の声に答え、また近々足を運ぼうと思っております。初めてお目にかかる皆さんもいらっしゃりご挨拶をさせていただきました。会長さんが冒頭のあいさつで「魅力ある先輩たちの想い」に触れてくださり、とても心に染み入りました。まちづくりって、脈々とした歴史の中で進む。なので、やっぱり「想い」を踏みにじることなく、途切れさせることなく、時代時代とともに風景、景色が様変わりしても「大事に守っていきたいコト」があるはずなんです。そこを見失わず、しっかりと受け継ぐのはある意味、商店会という組織なのかもしれませんね。もちろん、商店会の活動そのものも時代とともにカタチを変えていくのだとは思っていますが。有意義に意見交換もさせていただき、ありがたかったです。
議長になって、出会いが広がり、そしてより多くの人の想いを聴かせていただく。ありがたいことです。そして、皆さんの「想い」をカタチにするための政策づくり、問われているなと感じています。
先週末、多摩市職員組合の新春旗開きがありましたが、そちらにも議長として出席。職員の皆さんもそれぞれの現場でいろんな思いを抱えながら、お仕事されているなと…意見も聞かせていただきました。余興?といいますか、皿回しとけん玉のゲーム大会があったのですが、飯島議員がめちゃくちゃ「けん玉」がうまかったのですね。私はすでにコツを忘れてしまったようです。こうした職員の皆さんとざっくばらんにお話しできるのも一年に一度の旗開きの時かなと思っていますが、私たち議員にとっては貴重です。
大雪になりませんように・・・。