セレモニーも必要か。

本日は…「多摩地域都市モノレール等建設促進協議会」の第36回総会に出席してまいりました。生活環境常任委員会の板橋しげる委員長とあとは市長もご一緒に。

会場は立川のパレスホテルでしたが、会場に入って…この総会が「三鷹・立川間立体化複々線促進協議会」第49回総会と同時開催されることを知りまして…ちょっと驚き。多摩市は第49回目を重ねる「三鷹・立川間…協議会」には加盟しておりません。これは中央線のことですから、私たちには関係ないです。

しかし、多摩地域全体の公共交通網を考えていく意味で?

合同で開催されるのがスタイルになっているようです(むしろ両方の促進協議会に加盟している自治体にしてみれば、一緒にやってしまった方が合理的で効率的というのが理由かもしれませんが)。

多摩都市モノレールは平成12年1月に開業したということで…多摩センター駅と上北台駅間約16キロとのことですが…これはまだ一部らしい。「上北台から箱根ヶ崎」「多摩センターから八王子」「多摩センターから町田」への延伸により全線開通で全線93キロ!…つまりは、まだあと77キロも工事が必要ということになるのですね。板橋さんと思わず、顔を見合わせてしまいましたが、加盟団体は一致団結協力して全線開通に向けて取組んでいくことが決議されました。

 

それにしても、何と言うか、古典的スタイルは昔から変わらず、伝統を守りつつ総会は開催されているのだろうと…思います。

昨日から任期がスタートした都議会議員の皆さまがずらり。「新しい感覚」をお持ちになって「古い」を徹底的に見直すことを公約にされていた方々も多く来賓でお越し下さったわけですが、この場をどう受け止めていらしゃるかしら?と。

個人的には、「この場は一体何だったのだろう?」と思いました。開会宣言から来賓挨拶から来賓紹介までの所要時間は約45分、総会の時間は両方の促進協議会ともに約10数分…。総会については質疑もなく、シャンシャンで終わる。何とも微妙な場としか言いようがなく。しかし、こうした場が必要不可欠なのは、やはり国や都に対し、「一致団結」を示し、プレッシャーをつくるためなのか?

 

「郷に入っては郷に従え」を思い出す一方で、こうしたスタイルがずっと踏襲されていく不思議も感じます。しかし、「変だな」と思っても、ずっと議長としてここに関わるわけでなければ、過ぎてしまえば過ぎてしまう…なので、ずっとこのスタイルで存続するのかもしれませんね。セレモニーは必要。セレモニーこそ必要なのかもしれません。忙しい首長さんたちも大変ですね。

 

ところで今日は新しい任期がスタートしたということで、2期目になられた石川良一都議、新人で当選された斉藤れいな都議がいらっしゃったので、お会いしました。都政と市政をつなぐパイプ役ですから、この際、党派云々は関係なく、しっかり連携して多摩市の発展を考えていきたいですね。