水防災意識社会~水防訓練がありました。

【議長の/わたしの】

東京消防庁との合同水防訓練でした。議員としてもご案内をいただいていましたので、もともと参加するつもりでしたが、議長挨拶があり、とても緊張。多数の議員が参加し、松田大輔議員は消防団員としてテキパキと土のうをつくり、積んでいく作業をしておりました。
毎年1度の訓練ですが、やはり、機会があり場があるから「意識」もできる。国も「水防災意識社会再構築ビジョン」を示し、それに基づいた多摩川上流部の取組みとして、多摩市も取り組んでいくことになっています。議長の挨拶では、そのこにも少し触れ、「減災」(いかに被害を最小限にするか)の視点でも取り組んでいく必要を述べました。

ご挨拶の機会をいただけたので、議長と副議長の交代や、議会では防災分野を担当する総務委員会の池田けい子委員長や大野まさき副委員長のご紹介も冒頭で交えてしまったため、少々「挨拶長すぎる」と言われてしまいました。次回はもっと短縮しなければ。地元都議はさすがにこのような場面でのあいさつを心得ておられ、スマートすっきりと短く…でありまして、そのコツを伝授してもらわねばと思った次第です。

【わたしの】

パルテノン多摩では多摩管弦楽団の演奏会もあり、実は毎年伺っているのですが…同時刻に重なってしまった現在開催中の歴史ミュージアムの特別展「災害と多摩」関連講演会に参加してまいりました。「東日本大震災における文化財レスキューと地域文化の’より良い復興’」と題したテーマで東北学院大学教授の加藤幸治先生からのお話を伺いました。震災後の文化財救出作戦に関わってきた先生のゼミの学生さんからもお話を伺うこともでき、とても勉強になるひとときでした。活動されている地域では公民館が中心となった博物館活動が展開されているようです。「博物館はないけれど、『博物館活動』は展開されている」という言葉が妙に印象に残りました。また、市民と一緒になって文化財を活用することで、地域の魅力も再発見できるとおっしゃっていたのですが、多摩市でも地域から出土した土器に華道連盟の皆さんが素敵な花々をいけてくださっていることを思いだしました。ただ単に文化財は飾っておいておく、コレクションとして保存しておく、収蔵しておくだけでは意味がないということで…思い出したのはあの倉庫…そうです…パルテノン多摩の地下に眠る数々の歴史的民具の数々でした。大規模改修にあたって、あの民具たちもどうなっていくのでしょうか?パルテノン多摩の施設見学の際には、ぜひ市民の方にもご覧いただきたい場所の一つです。