「マンネリ化を廃し」の意気込みに学びたい。

【議長の】

唐木田コミュニティセンター菖蒲館の定期総会でした。2011年に開館して、もう早…なのですね。一番新しいコミュニティセンターなので、いつまでたっても私の中では「つい最近オープンした」という意識が強いです。…つまり、図書館が試行している唐木田図書館の(窓口)業務委託についても、7年が経過しているのか…もはや「試行」ではないというか…。

さて、緊張するのはご挨拶。議会事務局の方で案文を作成してくださるので、それをベースにしながら、挨拶を述べさせていただきました。ついつい頭が真っ白になってしまっても困りますので、手元には原稿を持っておきました。特に、名称など言い間違えてしまうと先方に失礼になります。正直、ものすごい緊張する人なので(と周りからは思われていないようですが)、原稿を握りしめておくだけでも安心感が高まることを本日確認いたしました。(ちなみに写真は挨拶をされているくらしと文化部長さん)

私の住んでいる諏訪地域にはコミュニテイセンターがありませんので、「コミセンのことはわかっているつもり。」に留まっています。総会に出席させていただき、その後の懇親会では日々奮闘されている副会長さんと同じテーブルとなり、意見を伺うことできました。コミセンの運営はボランティアさんによる運営協議会が中心となっていますが、新しいメンバー、あるいは次の世代へ徐々にバトンタッチしていくことが難しいとおっしゃっていました。

菖蒲館ではギャラリースペースは利用者が不在の時には、子どもたちの学習スペースとして活用している話も伺いました(写真)。試験前になると賑わう場所になっているようです。ベルブ永山でも同様の取組みがされていますが、「家で勉強したくない!何となく集中できない!」と思う子どもたちにとっては利用価値高い場所ですね。図書館の学習室やスタディースペースが公共施設内で確保されることはありがたい。ファーストフードのお店などで長居する場合もあるかもしれませんが、居心地で言えば、やっぱり公共施設内だと思うからです。私の時代も今も…試験前の中高生の行動はあまり変わっていないかも。私は高校3年生の夏休み、毎日自転車で関戸図書館まで通っていたことを懐かしく思い出します。

そんなことで、からきだ菖蒲館さんの取組みで私が素敵だなと思ったのは情報発信。地域の新聞折り込みも利用して配布しているおたより(ハローfromShobukan)ですが、単なる菖蒲館でのイベント告知のPRだけではなく、最新号には「多摩の歴史さんぽ」と「今昔『くらしぶり図絵』を植物から読み解く」というタイトルでパルテノン多摩の学芸員さんの連載がのっていました。これがまた非常に面白く地域のミニ知識にもなっており、菖蒲館を利用されていなくとも、このニュースが楽しみな方が地域には多くいらっしゃるのではないか?と思いました。今回はパルテノン多摩の学芸員さんですが、地域内のお住まいのさまざまな方から寄稿していただいているそうです。多彩な人材が地域におられることを実感していると伺いました。

また、昨年リニューアルしたホームページがこれまた素敵!シンプルでわかりやすく見やすい。やはり地域の人のつながりにより仕上がっているそう(まだ完成ではないとか)。議会でも情報発信に力を入れていきたいと思っていますが、「見てくれる人」「情報を知りたい人」の立場にたつことが大事ですね。

本日は総会、懇親会と出席し、担当課の職員さんも同席しておりましたが、地域の皆さんと信頼関係をつくりながら仕事を進められている雰囲気があり、うれしい景色でした。 運営協議会の会長さんが「マンネリ化を廃し、新しい挑戦をし続けたい」と力を込めて語っておられましたが、その意気込みや意欲を受け止め、応援できる行政であってほしいですね。

【わたしの】

その後は青少年問題協議会北諏訪地区委員会の総会へ。北諏訪小学校は半分だけリニューアルされていますが、お手洗いを使わせていただきました。「使うのを控えようか・・・と躊躇する」場所がこうして美しくなり、そして学校もそれを維持するために努力されていることが伝わりました。大切に使い続けていくことでしょうね。 やっぱり「学校トイレの洋式化」は重要だと実感しております。