議会だよりが大幅に変わります!紙面がリニューアルしての発行です。タブロイド版だったものをA4サイズにし、コンパクトにしました。そしてもちろんカラー刷りです。議会運営委員会のメンバーを中心に編集チームをつくり、紙面の検討を進めてきました。
「もっとわかりやすく!」「もっと身近に!」
議会を変えよう、議会改革で常に意識してきたことです。平成22年に議会基本条例を制定してから、7年が経過・・・その間、「議会だよりの改革」と足掛け何年・・・。
一番の功労者誰かなあ・・・と思えば、共産党の小林憲一さんです。議会基本条例を策定するときに、議会運営委員長としてリードして下さったこと覚えています。当時、私は議会基本条例の検討をしていた特別委員会の副委員長だったので、「どうやったら、もっと市民に議会のことを理解してもらえるか」・・・というよりは、理解する以前の問題として「多摩市議会の存在」を認識してほしいなあ・・・という気持ちで小林さんと一緒に中心メンバーとして活動していたこと思い出します。
その当時から、元雑誌の編集をなさっていた経験を活かして、議会開催の告知チラシ、議会報告会のPRチラシなどなどいつも引き受けて下さり、現在に至る。思い起こせば、議会基本条例を制定し、やっと紙面改革にも本格着手・・・いろいろ検討しても、結局、市長に予算をつけてもらうことができず、紆余曲折してもう何年経過したことでしょう・・・・。私が紙面改革チームにいたころには正直「どうせ、無理」というあきらめモードも入っていました。でも、中途に選挙も挟みつつ、メンバーが多少入れ替わりながらも、議会としては諦めずに取り組んできた成果!その中で、常に議会運営委員会のメンバーで活動し、「議会だより」の検討チームにも欠かせない存在になっていたのが小林さんと言えるでしょう!
今回、A4サイズになったこと、これは他市議会に視察に行くたびに先方から参考資料でいただくA4サイズに議会だよりに「いいなあ、やっぱりこのサイズが いいよなあ」と議員がみな思いを温めてきたわけで悲願達成!(とも言える)
さらに、編集方針を決め、取材もし(今回は自治基本条例に基づいて設置されている「自治推進委員会」を傍聴し、インタビューをし、記事を執筆し、何度も校正作業を重ねたよう)、それから各議員がそれぞれに執筆していた一般質問原稿なども内容をチェックするとともに修正加筆もし、記事全体に統一感を持たせて最終稿へ。編集チームの会議がこれまた熱心で、かなり長時間協議を重ねていました。編集チームの皆さんにまずは拍手。
もちろん、忘れてはならないのは議会事務局の職員さん!紙面改革の歴史を少しだけ辿るなら、タブロイド版であっても、白黒から、2色刷り、そして多色刷りとバージョンアップもし、ロゴをちょっと見直すなどできることには取り組んでいました。昨年、ロゴを公募したので、リニューアル紙面のロゴはちょっぴりかわいらしくなっています。さらに今回の議会だよりについては、職員さん発案でQRコードを掲載!まさにこのあたり、他市や他市議会などの議会だよりを研究し、「こうしたらどうか?」「こういうのもある」と取り入れられそうな良きアイデアの提案も活発にしてくれたと聞いています。
まさに縁の下の力持ち。「いいものつくろう!」と私たち議会を支えてくれて、ありがたい!掲載する写真1枚、あるいは、議員が執筆した文章、表現なども入念にチェックしてくれていたようです。ただ単に、議員サイドの指示を聞くだけでなく、私たちと一緒になり、知恵を寄せてくれる前向きで、やる気ある職員さんの存在なくして、今回の紙面改革は語れないと考えています。ありがとう。
そんなことで、残念写真です。小田急永山駅の「たま広報・議会だより」ポスト。・・・・かわいそうにガムテープで修理してありました。なんともみじめなお姿になっていて、恥ずかしかった・・・・。数年前からこのポストについてリニューアルしてほしいとお願いしたこともあるのですが、いよいよ新しいポストを設置する季節が訪れているのではないかって改めて進言したい。市内の駅というのはいずれも「多摩市への入り口」にもなる大事な場所。早めの対応をお願いしたいなあ。